韓国プロ野球 観戦ガイド&選手名鑑2011
毎年買っている「韓国プロ野球 観戦ガイド&選手名鑑2011」。室井昌也さんの本です。いつもどおり通販で購入したところ、今年はなぜか知らないけど注文してもずっと「在庫確認中」のまま。一ヵ月近く経って先日やっと届きました。品薄なんだろうか?で、読んでみると今年はオールカラーなんですね~。お値段は去年よりちょっと高くなってます。他に去年と違う部分は、去年までは分かれていた球団+球場ガイド部分(カラー)と選手名鑑部分(白黒)が、今年は一体化していて読みやすくなってます。一方で、読み物の部分はちょっと減ってるかな(ページ数は16ページほど減少)。(昨年版(下)と比べると、ちょっと薄い)●無料の立派な名鑑もある韓国プロ野球好きなかたには常識かも知れませんが(←私はわりと最近まで気づかなかった)、選手名鑑ってKBOの公式サイトに行くと、PDFファイルで入手できるんですねぇ。→[網頁]e-Book(KBO官網)選手名鑑以外にもレコードブックとかルールブックとか、いろいろ置いてあります。その中で"GUIDE BOOK"というのが選手名鑑。印刷するとちゃんと本になりそうな立派なものです。確か、日本語名鑑を出した初期の頃は室井さんが「韓国には選手名鑑がない」って言ってたように記憶してますが、今はあるんですね。ちゃんと裏表紙(?)にはヤクルトの広告まで入ってます。ヤクルトのカップラーメンなんてあるんだ。最後のほうのページに「10,000ウォン」って書いてあるし、店頭で書籍として販売している名鑑の原本なのでしょうか。私が室井さん名鑑を最初に買い始めたのは、「選手名をカタカナで書かれても頭に入って来ないので、選手の漢字表記が知りたい」っていうのが大きな動機でした。で、こちらのKBO公式サイトの名鑑にも選手名の漢字表記は載ってるし、経歴や成績欄は室井さん名鑑より詳しいし、尚武や警察の選手もちゃんと載ってるしで、ハングルをある程度でも読める人なら単純な名鑑としてはこちらで用が足りちゃいそうです。ハングルといっても固有名詞や野球用語がほとんどなので私でもだいたいわかるくらい。しかもタダ。となると、室井さん名鑑の存在意義って…? なんて風にも思ってしまいますが、やはりそこは読み物としての面白さ。いかに選手一人一人の短評を面白く充実させるか、って部分にかかってそうです。約500人いる選手の特徴を把握して全員分の短評をつけることだけでも相当に大変なことだと思うのですが、一人一人、丁寧に短評を書いているなぁっていうのは毎年感じること。毎度毎度、頭が下がります。今年も少しずつ読んで勉強したいと思います。