洲際盃中華隊連敗スタートで崖っぷち
今日はアジアシリーズが夜の試合、洲際盃も夜の試合で重なってました。アジアシリーズはテレビで、洲際盃はパソコンで観戦。が、アジアシリーズが途中で地上波の中継終わっちゃうもんだから(←長いCMだと思ってたら別の番組始まっちゃうし)、しょうがないので1つのパソコンのディスプレイに両方のネット中継の画面を出して、音が混ざっちゃって訳わからなくなったりしながら見てました。さて洲際盃は社会人中心の日本代表と、中華隊の対戦。こういうblogをやっている私としては、どちらの投手が打たれるのもイヤだし、でも勝負事だからどちらかが勝ってどちらかが負けるわけで、じゃあどうすりゃいいんだと思うと、台湾は地元だしプロなんだから勝ってアタリマエ、というか勝たないとまずいので応援しようと思いながらも、球場全体がほとんど台湾の応援なのに負けずにがんばっている日本代表も応援したいし、社会人の投手が打たれて点が入るとなんか悔しい気持ちが湧き上がってきたし…というわけで自分でも良くわからないフクザツな心境でネット中継観戦。●連敗スタート今日は中華隊、打順をいじって来ましたね。張泰山選手が控えになっちゃうんだ。中華隊は練習試合から貧打気味だったからテコ入れしたらしい。試合展開は別エントリのほうに書きましたが、結果は3-4で中華隊の負け。確かに過去の対戦を見ると、日本がアマチュア代表やプロ二軍との混成チーム、中華隊にはプロがズラリっていう構成でも戦績はだいたい五分五分。そんなに力の差があるわけではないことはわかっていたつもり。でも今回は地元ですからねぇ。しかもまさに国内職棒を代表する投手が先発、そしてリリーフ。必勝体制だったはず。中華隊有利だと思いました。でも勝てない。困ったものだ。なんか中継が終わってからのアナウンサーのかたも怒っていたような…。今日は守備と、中軸打線の差だったかなあ。今日も内野が3エラー。点に絡んだのは1点だけだったけど結果的に1点差で負けとなると、もったいないなあ、ってどうしても感じます。それから中軸打線は3番の陳[金庸]基選手は好調でチャンスを作るのに、4,5番がブレーキ。外野にさえ飛ばない。せっかく組み替えたのに、うまく機能したとは言えなかった。あと1本出ていれば全然違ってたのに。ま、野球というのはそういうものですが…。台湾の記事を読んでいると、アマチュア日本チームの特徴として必ずと言っていいほど良く書かれている長所は「打者は粘り強くて投手はピンチに強い」っていうこと。確かにその通りだな、と思ったシーンがいくつかありました。今日は日本の長所のほうが良く出たってところかな。でも盗塁でチャンスを広げたり、ちょっと捕手がはじいただけなのに次の塁を陥れたりして、足を使った中華隊らしい攻撃は見られたし、打線だって4,5番はダメだったけど、今日はいいところでタイムリーも2本出た。守備でも3つエラーは出てしまったとはいえ、内野ゴロで華麗なゲッツーとか、いいプレーもありました。このへんを好材料として、明日以降に期待したいと思うのでありました。[記事]西郷泰之一棒斷魂 中華隊二連敗(big5)[記事]洲際盃/中華3:4輸日本業餘呑2連敗 陽建福林恩宇被砲轟(big5)やっぱり下の記事のタイトルは「アマチュアに負けるとは情けない」みたいなニュアンスが出てるのかなあ。これで洲際盃の歴史上、日本戦は勝ちなしの11連敗だって。さて、中華隊は明日は昼間の試合で、相手は練習試合では負けているオーストラリア。8チームの総当り予選リーグで決勝トーナメント進出は上位4チームだから、許されるのはたぶん3敗まで。もう2敗して、キューバなど強いチームがまだ残っていることを考えると…。明日は絶対に負けられない。●おまけ今朝の記事から。[記事]牛象獅教頭出馬 尋找外隊好[封吊]手(big5)昨日の日本とオーストラリアの試合には獅の大橋穣監督や酒井光次郎コーチ、象の林百亨スカウトが観戦。中華隊とイタリアの試合では牛の黄忠義監督と胡長豪副監督が。理由は外国人選手の物色だそうで。ということは、大橋さんは来年も続投の可能性結構高い!?[記事]暴投+貧打 中華雙症併發(big5)昨日のイタリア戦は牛の曾華偉選手や張家浩選手も見に来てたらしい。今日も来てたのかなあ。