バンクーバーの野球場
1週間の旅行から帰って来ました。ねむい。旅行の間は新聞社の携帯サイトでちょっとニュースをチェックする程度で、すっかり浦島太郎状態です。これからリハビリすることにして、今日は旅行最終日のことを。バンクーバーとビクトリアでは、普通に観光旅行をしていると野球関連のものを目にする機会はほとんどありませんでした。でもプロ野球のチームが全然ないのかというとそうではなくて、調べてみるとバンクーバーには藪投手のいるオークランド・アスレチックス傘下のバンクーバー・カナディアンズというマイナーリーグのチームがあります。このカナディアンズが本拠にしているのがNAT BAILEYスタジアムという球場。前日に行ったGMプレイスやBCプレイスと違って街のランドマークってわけでもないようで、持って行ったガイドブックにも載ってません。でも、せっかくなのでちょっと空港へ向かう途中で足を伸ばして行って来ました。バンクーバーのダウンタウンから南へ5kmくらいですか、住宅街っぽい地区の中、緑で囲まれた公園の隣に球場はありました。日本の地方球場っていう感じで、これだと街の名物にはちょっとなり得ない。外観はこんな感じ(木が邪魔)。あんまり新しくなさそうな感じです。中に入ってみると、芝生に覆われたグラウンドが目に入ります。もちろん内野にも綺麗な芝生が。カナディアンズはしばらく遠征に出ていたそうで、ちょうどこの日の夜が久々のホームでの試合。係員の人が実にのんびりと準備をしていました。試合前の練習はまだ始まってないのか、別のところでやるのか、選手の姿は見当たらず。スコアボード。何だかすごいスコアの試合してます。(でも合計が合ってないから、本当の試合じゃなくてスコアボードのテストっぽい)相手の"BOISE"というのはBoise Hawksというシカゴ・カブスのマイナー組織だそうです。他に選手名を示すボードなどは見当たらず。ネット裏のスタンド。ほぼ全体が屋根つきで、雨や陽射しが厳しい日も快適そう。外野席はなく、内野も一塁・三塁ベースのあたりまでしか客席はありません。ロッカールーム入り口?アスレチックスのロゴ入りバッグが並べられていました。個人のものだとすれば、バッグはメジャーっぽいものを使っているんですね。未来のメジャーリーガを目指す選手たちがここで腕を磨いているんだな、ってことがちょっと実感できました。以上、今回の旅行はこれでおしまい。参考までに場所を書いておくと、ガイドブックに載ってる庭園が美しいクィーンエリザベスパークの北東隣です。アクセスも同様でOKだと思います。NAT BAILEY STADIUM住所:4601 Ontario St, Vancouver, BC