今年のスポニチ大会は一回戦で終了
今日からスポニチ大会。さっそく横浜スタジアムにちょっとだけ行って来ました。幸いにもぽかぽか陽気でコートいらず、でした。◇第61回東京スポニチ大会一回戦かずさマジック010 000 000=1(8安打、2失策)011 100 00x=3(6安打、0失策)東京ガス[か]今井(2+1/3回,2失点)、長尾(5+2/3回,1失点)-田口 (本)矢口[東]安達(6回,1失点)、宗政(3回)-松田 (本)佐藤俊[か]/9鬼崎/8伊藤/4相良/D牧野/3矢口/5和田/7古川/2田口→H上之薗/6向山→H河本/[東]/6藤井/4浜田/9末定/3山内/8菅/5山口/2松田/D大野→HD千里/7佐藤俊→H鮫島→7天野/どうせ前の試合が延びるだろう、と思ってのんびりでかけたら、入場した頃にはもうノック中。ええっ? と思ってる間に試合開始。何と定刻より早く始まってしまいました。私が観戦したのは5回表まで。結局その後は点が入らなかったようです。得点経過を書きますと。(今日は選手名は名字のみ、基本的に敬称略で)先制点はかずさマジックでした。2回表、先頭の矢口がレフトスタンドへ運んで1点を挙げます。高く上がった滞空時間の長い、美しいホームランでした。1-0。その裏、東京ガスは先頭の4番・山内が四球。送りバントで二塁に進めたあと、山口の当たりがショートとレフトの間にポトリと落ちて山内が生還。1-1の同点に。3回裏に東京ガスは先頭の佐藤俊司がライトへホームラン。1点勝ち越します。2-1。さらに藤井がレフト前に運び、送りバントで一死二塁となったところで投手が長尾に交代。長尾は末定をゆるいボールで空振り三振、山内をショートゴロに打ちとってピンチ脱出。4回裏の東京ガス、先頭の菅が一二塁間を破って出塁。送りバントのあと、松田の三塁への強いゴロはイレギュラーバウンドでレフト前へ。これで一三塁。さらに大野が四球で歩いて一死満塁になります。先ほどホームランの佐藤俊司の当たりは強い当たりのセカンドゴロ。併殺か?と思われた打球でしたが相良がうまく捕球できず、一塁でアウトのみ。三塁走者が生還して東京ガス1点追加、3-1。このあとまた満塁になりますが、浜田セカンドゴロで1点どまりでした。結局、このまま3-1で終了とのことです。家に戻ってから気づきましたがスコアはスポニチAnnexで速報してたんですねぇ。試合が終わると各試合に短い戦評がつきます。この試合の戦評のところにはこう書いてあります。「かずさマジックは(中略)毎回走者を出したが、あと1本が出なかった」私が見てた5回まででは、確かにかずさは毎回走者を出してました。でも、あと1本が出なかったというのは間違いです。なぜなら。あと1本が出ても得点できるような状況にならなかったから。つまり、走者を出してもなかなか得点圏に行きませんでした。1回は相良選手がヒットが出ましたが2アウトから。2回は矢口ホームランのあとは3人で終わり。3~5回は、1アウトから一塁に走者が出て、いずれもバントなどはせずに打たせたものの、ヒットエンドラン→ライナーで併殺などで裏目。結局、5回までで走者が得点圏に進んだのは1度だけでした。なので、毎回走者を出したといってもあと1本の場面まではほとんど行ってないのです。一方の東京ガスは2~4回にいずれもノーアウトから一塁に走者が出て、すべて送りバント。きっちり得点圏に進め、そのうち2度得点に結び付けました。やっぱりそんなにノーアウトから走者を出したら苦しくなっちゃいます。そして、失点の場面はもったいないと思えるものが多かった。2回裏の山口選手の同点打はそれほどいい当たりでもなく、ショートの後ろにポトリと落ちるもの。不運と言えば不運だけど、出した走者が四球というのがもったいない。3回の失点は佐藤俊司選手のホームラン。確か初球だったと思います。佐藤選手のことは知らなかったので名鑑を見てみたら、高卒2年目でした。若いですねー。しかも9番打者で打っちゃうだなんて。体全体からものすごくうれしいって気持ちをあふれさせながらベースを一周、三塁側スタンドから大きな拍手が送られていました。ただ、かずさ側から見れば、9番打者に初球ホームランされるっていうのはちょっと不用意だったかなあ。5回の松田選手の三塁ゴロと思われた打球はサードの手前で急にバウンドが変わってサード・和田選手の左肩の上あたりを通過。これも仕方ないのでしょうけど、体がよけていたような気も…。そして3点目の場面は一死満塁からセカンド真正面の強めのゴロ。前に守っていた相良選手、待って捕ろうとしたので余裕はあったように見えたんですが、お手玉。一塁でアウトになったのでエラーはつかなかったし、ちゃんと捕っていても併殺取れたかどうかわかんないけど、スタンドはため息でした。というわけで、不運もありましたが、もったいないなあ、と思える点の取られかたでありました。以上、今年のかずさマジックのスポニチ大会は一回戦で終了。去年から負けた試合しか見てないよ。この時期は勝ち負けにこだわる時期じゃないんだろうけど、どうなんでしょう。橋本監督の考えてる野球はできたんでしょうか。負けたのは残念だったけど、もっと残念だったのは。スタンドに紫の帽子をかぶったかたがあんまりいなかったこと。去年はもっといたような気がするんだけどなぁ。ま、私としては、久しぶりにかずさマジックの試合が見られてシアワセではありました。他の試合は。◇一回戦シダックス9-0東海理化(7回コールド)デュプロ3-0新日本石油ENEOS日本通運1-0ヤマハ日立製作所11-4鷺宮製作所日産自動車7-3NTT西日本(延長10回)前の試合が妙に早く終わったと思ったら、コールドだったんですねぇ。明日は。◇一回戦(横浜)東芝vs明治安田生命 (8:30)JFE東日本vs王子製紙 (11:00)◇二回戦三菱ふそう川崎vsシダックス (13:30)◇二回戦(インボイス西武)東京ガスvsJR九州 (8:30)NTT東日本vsデュプロ (11:00)日本通運vs住友金属鹿島 (13:30)東京ガスやシダックスはもう2試合目。早い。また朝のうちだけ横浜スタジアムに行ってみたいと思います。(2006/03/09追記:スポニチ紙面を見て交代メンバーなど追記)