中華隊4強ならず&金大宇投手ロッテ入り
ワールドカップの準々決勝、中華隊はオランダに3-6で敗れ、ベスト4入りはなりませんでした。生では見られなかったので、Stadeo.tvの"VOD"のところをつついて要所だけ見ましたが…。あと1人のところまで2-1で勝ってたのに、9回2アウトから同点弾被弾だなんて。球場全体が静まり返ってました。そして決着がついてしまった延長11回表。耿伯軒投手が変なところで降板したけど、あれはブルージェイズから課せられていたという球数制限のせいだったのかなあ。確か1試合40球以内で降板させなければならないことになっていたと思いました(どうも記事によると指を痛めてしまったようです)。そのあと倪福徳投手が出てきましたが、エラーやら敬遠が裏目に出たりして4失点。致命的になってしまいました。オランダも強いです。先発の林恩宇投手は三振奪いまくり、リリーフの許銘傑投手はゴロ打たせまくりで持ち味を出しての好投で、本当に勝利目前のところだったのに、残念。郭泰源監督の初采配は5位以下って結果になってしまいました。地元開催の世界大会では2001年,2006年と続けてメダル獲っていたのに4強入りも果たせず、棒球人気回復って面でも痛そう。泰源さんはおそらく北京五輪予選に向けて一層の危機感を募らせていることでしょう。でも大会が終わったわけじゃないので、5位を目指してこのあともしっかり戦って欲しいと思います。17日の相手は学生選手と混成ながらもプロ一軍メンバーが揃っている韓国です。さて、韓国関連でこういうニュースが。[記事]ロッテ, '風雲児 新人' 金大宇と 契約金 1億ウォンに 契約(スポーツ朝鮮;翻訳エンジン経由)アメリカや日本に進出するための足がかりとして台湾にやって来て、蛇の二軍で投げていた韓国の金大宇投手がロッテジャイアンツと契約したっていう記事。金大宇投手は韓国のアマチュアではトップクラスの選手だったという話だったので、台湾のプロでどのくらい活躍できるのか興味あったのですが、韓国の球界からクレームがついて一軍に上がれないまま7月で蛇を去って帰国したという記事を以前に阿英さんに紹介していただきました。→[記事]〈CPBL〉韓職抗議 中職不登録金大宇(yam天空)(7/26)で、どうも今回の記事を読むと、金大宇投手は2002年の2次ドラフトでロッテジャイアンツに1位指名されていて、その指名が5年も経った現在でもいまだに有効、そのせいで蛇と正式契約することができなかったということみたいに読めます。韓国のドラフト制度って、一度指名されたら一生有効なんでしょうか? どうなっているんだろう…。しかも記事によれば金大宇投手は投手としてではなく、野手として入団するんだって! 面白いですねぇ。そういえば2003年にやぱり韓国から蛇(当時はまだ誠泰太陽でした)にやって来てちょっとだけ投げた金京泰投手は今はSKワイバーンズにいて、アジアシリーズでも来日してチャイナスターズ戦で投げてたそうで。思わぬところで名前を見かけるものです。