神奈川予選5日目(詳細)+6日目&「1社1選手」チーム発足
また例によって1日遅れの日本選手権・神奈川予選の5日目詳細結果です。毎日新聞神奈川版紙面より。本文記事はこちら。→社会人野球:日本選手権・県予選 決勝は東芝VS日産/神奈川◇5位決定トーナメント一回戦横浜金港クラブ008 315 0=17(15安打、1失策)500 310 0=9 (11安打、4失策)相模原クラブ[横]藤元(1,5失点)、長谷川(3+2/3,4失点)、工藤(2+1/3)-藤野 (本)平野 (二)東、関[相]飛弾(3+0/3,[自責4])、工藤(2,[自責7])、川崎(2,[自責0])-下里 (本)松良 (三)新井幸、岩沢 (二)古館、下里4妹尾-5菅沢-3平野-D今井-6東-9小池-7関→7近藤-8増田-2藤野9新井幸→H山口-5松良-D古館-8溝口-2下里-3望月-6坂井-7岩沢-4新井敏→H若林(注:JABAの結果ページでは相模原クラブ・3番手の川崎投手は登板していないことになっています)旭中央クラブ000 000 00=0(3安打、0失策)220 000 22=8(9安打、0失策)三菱重工横浜硬式野球クラブ[旭]吉田幸(4,4失点)、竹内(3+0/3,4失点)-鈴木亮[三]永井(5)、瀧優(2)、亀川(1)-高安 (本)渡部[2ラン]、保谷、奥野[2ラン] (二)瀧諒、渡部、斉藤3鈴木大-4伊東-2鈴木亮-8佐々木-D井山-7荒井真→7高橋-6遠藤-9平川-5河田健6瀧諒-2高安-4塩沢-D渡部-5斉藤→R5本間-3田城-8後藤→H森下-9井上→H奥野-7保谷◇準決勝東芝100 100 500=7(12安打、1失策)000 001 001=2(5安打、2失策)三菱ふそう川崎[芝]山川(9,2失点[自責1])-飯田 (二)伊勢、飯田、平馬、長谷川[ふ]亀井(5,2失点[自責1])、徳丸(1+0/3,3失点)、佐藤(2,2失点)、平川(1)-高根沢 (二)三垣、長谷川、高根沢7長谷川-6加藤-D安田→HD松田-3結城-5平馬-9伊勢-4露口-8堺→H井関→8吉川-2飯田6渡辺-978長谷川-5植山-3西郷-2高根沢-D三垣-4佐々木-7根岸→9梶山-8西沢→H7梅原新日本石油ENEOS000 000 000=0(5安打、0失策)300 100 00x=4(7安打、1失策)日産自動車 [石]栂野(5+2/3,4失点)、広瀬(1+1/3)、片岡(1)-池田樹 (二)岩本、大城[産]三橋(9)-須田 (本)吉浦[3ラン]、小山[ソロ] (二)梵、小山5宮沢-4岩崎-98池辺-7大可-8高松→H9坂下-D岩本-3大城-6浅田→H池田克-2池田樹→H平田6梵-9村上-8吉浦-3小山-7市丸-5伊藤-D南→HD岩越-4四之宮-2須田(注:JABAでは日産自動車の長打の欄が、「(本)梵、小山 (二)吉浦、小山」になっています)準決勝2試合について少し書きますと。まず東芝は黒獅子旗の三菱ふそう川崎に7回の集中打で勝って決勝進出。また打順をいじって、3~5番は安田・結城・平馬と並べて来ました。「神奈川5強」相手の試合でも、結城充弘選手が四番のまま。入部したときはかなり評判だった結城選手、去年の秋は結構スタメンで出てましたが、今度こそレギュラー獲り? この日の結城選手は先制犠飛含めて1安打1打点でした。三菱ふそう川崎はワールドカップ組が復帰したものの、東芝の新人・山川智哉投手に5安打完投を許して敗戦。西郷泰之選手はノーヒット、高根沢力選手は二塁打一本でした。橋戸賞の植山幸亮選手が3番に入ってますね。橋戸賞選手が3・4番に並ぶ打線。うーん、ゴージャスだ。第二試合は三橋直樹投手が完封して日産自動車の勝ち。ENEOS先発の栂野雅史投手から打った2発のホームランで決まり。ENEOSはこの日も四番は大可弘満選手。しばらくこのオーダーで行くんでしょうか。以上、27日の結果。最終日となった今日(28日)の結果はというと。◇5位決定戦三菱重工横浜硬式野球クラブ 8-0 横浜金港クラブ (7回コールド)◇3位決定戦新日本石油ENEOS 9-2 三菱ふそう川崎 (7回コールド)◇決勝日産自動車 2-1 東芝 (延長10回)春に続いて日産自動車が連覇。オランダから帰国後、初登板となる高崎健太郎投手が延長10回を投げ切ったそうです。5位決定戦は三菱重工横浜硬式野球クラブがコールド勝ち。不調っぽかった斉藤裕次郎選手にようやく一本。調子出て来ましたか。3位決定戦は意外なコールド。ふそうさん、黒獅子旗を取ってから企業登録チーム相手には勝ちなしの3連敗です。代表権さえ取れればあんまり重要ではない試合といえ、ちょっと気になる結果。燃え尽き気味なんでしょうか。日本選手権予選は今日、北信越地区で二次予選が始まり、東海地区と合わせて2つの地区で二次予選が展開中です。両地区とも順調に行けば、10月2日までには代表が決まります。→社会人野球:日本選手権 28日の結果(毎日新聞)さて、東海地区予選で今日、負けて敗退が決まってしまった名古屋お茶の水医専学院に関して、こんな記事がありました。「1社1選手」クラブチーム 来月誕生へ 社会人野球「愛知方式」(読売ONLINE)「1社1選手」、つまり一企業が一選手ずつ雇用し、30社集めて新チームを作る。一社でチームを持つのは負担が大きすぎるので分散しようというもので、今後の社会人野球界に一石投じるかも知れないおもしろそうな試みです。発想自体は何か聞いたことあるような気がしますが、実践となると全国で初とのこと。選手はひとまず名古屋お茶の水医専学院の卒業生中心に集めて来月に発足、来年から大会参加などの活動開始予定だそうです。「広域チーム」をうたっているかずさマジックも、一人一社じゃないけどかなりたくさんの企業に選手が雇用されていて、それに近いものがありますよね。ただ、勤務先が全員バラバラだと、勤務時間や休みが合わなかったり移動に時間がかかったりで、全体で練習するのも大変そうな気がする。かずさマジックの場合は、平日の昼間にオープン戦やってるくらいだから、選手を雇用している各企業が選手の勤務時間を優遇して「野球が仕事」みたいな体制にしてあげているんでしょう。この愛知県にできるチームもそうするのかな。とすれば充分に練習できるし、結構強いチームができそうです。