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カテゴリ:つぶやき
うちの宗派は 亡くなったらみんな一緒 倶会一処 という教えがある
よくテレビでお墓の中に骨壺が並んで収納されているが うちの宗派のお墓は骨 壺が無い 納骨は骨をそのままお墓に入れる ご先祖様とお墓で一緒になる それだけでなく 京都の本山にも分骨し 地元のお寺にも分け入れる 亡くなった後だから何とも思わないだろうが 骨がいろんな場所に いろんな見 知らぬ人と混じり合う 実家の宗派も一緒だから もう諦めしかない 先日 亡くなった姑のお寺行事があった 骨は同じ宗派の幹事となるお寺があり 年に一度 その年に亡くなった家族が集 まり読経をして骨を収める それを また代表のお寺の方が京都の本山に届ける仕組みらしい 舅の時は 何カ所かのお寺の該当する檀家さんが集まったが 今は まだコロナ が微妙なので 各々のお寺で行った 舅の時は 姑のとご主人様と舅の妹さんが出席 私は母の時に実家のお寺様のグルーブのお寺に兄や叔父や妹と出席した 義実家の住職は 結婚して 義祖母が亡くなった時から接するようになり あ の頃の住職は お寺の仕事の他に ちょっとお堅い仕事を兼務し ピリピリ自信 が歩いているような方だった 何でも 上から物事を言うような感じ 今年 姑の葬儀の時は違ったので んと思ったが 葬儀や法事など出席を依頼 する時は 車で送迎必須だったが 今は自分で運転している 私にお寺の細かい話は伝わってこないが 住職達にはお子さんがおらず 義実家 の近所の噂話の話題に上がったりしていた 近くの別のお寺で養子を貰ったから貰えば良いのに・・・とか そんなお寺で動きがあったのは10年くらい前だっただろうか 住職が退職し 夫婦でお寺の仕事をしたいという方が一緒に住み始めた だけど いつの間にか二人は居なくなり しばらくして 住職の姉の子(女性)が 親子ともども同居して お寺の学校にも行き お寺を継ぐと言って行事に参加を し始めた 我が家は舅が亡くなって 丁度法事も無い時期で 私がお寺に行くことも無かっ たから いつからなのか 住職のお姉さん方の姿が無かった お寺に何か行事があれば お姉さんと一緒に手伝っていたので いない事はすぐ わかる そして 住職の奥さんも80近く あまり無理は出来ないから・・・と親戚の方が 手伝いに来ていた(そう説明があった) もともと住職は次男でお寺を継ぐ事になったのだという 今回手伝いに来てくれた方は 何代か前に このお寺で住職が居なくなった時に その家の方が継いでくれたのだという 30代くらいの奥さんがお婿さんを取ってお坊さんになり 小学生の男のお子さん と一緒に手伝いに来ていた 娘の一学年下に たまたまお寺のお子さんが二人いて 1人は長男で家を継いで いる もう一人は次女だけど仏教の大学に行って今お父さんとお寺の仕事をしている こんな風に順調に代を重ねるって 普通の事かと思ったけど 今は職業選択自由 の時代だから 家を継ぐって難しい事 子供が出来ないって もっと難しい お寺の奥さん とても良い方で そんな素振りは感じさせないけどストレスで居 たたまれない時を過ごしてきたんだろうな うちのお寺は安泰って思っていたが ご主人様はギリギリかもしれないが 私は 経を読んでくれる人がいないかもしれない・・・ かの国では スペアだから と駄々をこねたり 自由がない生活はイヤだ と海 外に行ってしまったりするが 多かれ少なかれ 誰しも同じようなシガラミを背 負っている 自営業だったり農家だったり 出会った頃と違って すっかり丸くなってしまった住職 きっと私が思うより様々悩み考え込んでいるんだろうなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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