もっぷ道-season1３-わがままなおしゃべり

娘が転勤し　何を思ったのか　ご主人様がいきなりおでんを作ってきたことがあ

った

ひとつひとつの具材が大きい　屋台で出るような　大根も大きな輪切り　コンニ

ャクも二つに切っただけのような大きさで

私が作る　煮えやすいように　一口大に切ったものとは全然違うおでん　

それも　鍋にいっぱい



連休には　いきなり芋煮を作った　(もちろん義実家で)

息子と娘がすれ違うようなスケジュールで　誕生日のお祝いの食べ物もあった時

期に　　それも　芋は旬でも何でもないスーパーに年中あるタイプ

それも　おでんのように大きいまま

正直まだ硬い芋もあったし　彼が慣れ親しんだ義実家の味なんだろうなぁって感じ

私が作る普通の芋煮と違う　そういうのが食べたいんだろうなぁ



そして　今回　娘が帰省する事を伝えると　餅をつこうか　と言い出した

連休に　私は娘とお餅を食べきれないほど食べたが　内緒

拒否する理由はない



　　　　　　　　　　　



今回　餅つき機をアパートに持ってくるという

狭い台所で　さらに狭くなる餅つき機なんて　運ぶだけでも大変じゃんという

心の声は黙ってて　私は何をしたら良いか問う

こちらの餅と言えば　納豆餅

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他に雑煮とか必要かどうか聞くと　いるとは言わない

じゃ手が空いたら作ろうかと思っていたところ　義実家に行ったご主人様からメ

ールが届き　雑煮を作った　と

こちらはヘッと言う感じで　彼が作った雑煮も　姑が作りそうな雑煮

私はお肉と里芋などを入れるが　ゼンマイと油揚げ　竹輪が入っていた

やっぱり母親が作るような雑煮が食べたかったんだろうなぁ・・・

正月に一度は義実家風の山菜入れた雑煮を作っているんだけどな



夕方　餅つき機と　水に浸したもち米を持ってご主人様が帰って来た

彼は奉行なので何も手出しは出来ない

ソッと離れていると　布巾はどこにあるか　と言う

突然そう言われても・・・と探す

この時点で私の頭にイメージしたのは　もち米を蒸すときの布巾

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どこに仕舞ったっけ・・・とあちこち探して　一体何に使うのと聞きつつ　彼

はモゴモゴモゴ

はっきりしない

なかなか見つからなくて　使ってないハンカチでもタオルでも良い　と言い始め　

ますます意味が分からなくなった

そして　やっと探して渡すと　餅つき機の中を拭き始め・・・

えっ　その為の布巾

もち米を蒸す時に必須の蒸し布巾

姑はガスで蒸していたが　蒸すところから機械で出来るから布巾なんて要らない

と思っていた

食器とかを拭く布巾・・・なのね

私　湿気の多い部屋だし　カビルから布巾は使わずキッチンペーパーにしている

ご主人様は　義実家では布巾というよりタオルを使っていたからソレでないと　

なのね

毎日生活してて　うちには無いって分るでしょう

用途を言ってくれたら台拭き用に使っている新品がちゃんとある

幼い頃に覚えた習慣って　すごいね

新しく上書きしないんだ　

私は嫁と言う立場になって否応なしに変えられたのに



今年は出来が悪いというサクランボ
父の葬儀以来本家には行ってないので食べない事を覚悟していたが　少し届いた