初夏
木々の葉が青々とあざやかな季節になってきました。車で走っていても街路樹の緑に時々目を奪われてしまいます。近所で毎年巣を作るツバメたちが今年もそろそろ忙しそうに飛び回ったりぴちぴちおしゃべりしたりととてもにぎやかな時期です。4月、やひこが入園してからなんだかばたばたばたとしているうちに、あっという間に一月が過ぎました。やひこは待ち望んでいた幼稚園生活のスタート。最初はさすがに緊張気味で、先生とお話しするのも恥ずかしいようでしたが一度も嫌がることもなく毎日張り切ってバスに乗り込んで通いはじめました。一週間もしたらすっかり慣れたようで、幼稚園でしたことや習った歌を毎日うれしそうに報告してくれます。4月の終わりから始まったお弁当もやひこのリクエストどおりおにぎり、おいも、お豆、かぼちゃ、トマトを主に入れているせいかちゃんと残さず帰ってきてびっくりです。さすがに給食はそうはいかないようですが。。。入園前からやひこが幼稚園へ行く話しをするといつも泣き出してしまっていたとらは、いざ行き始めるともうわかっていたのかちゃんとバスに乗るやひこにバイバイしておうちに戻るとひとりで結構よく遊び、それはそれで楽しんでいるようです。それでも一日中口癖のように「ぴーぴーは?」「いまあんじ(何時)?」とやひこの帰りを待ちわびているようなことを言っています。そしてやひこが帰ってくると本当にうれしそうです。4月23日にはやひこ4歳のお誕生日を迎えました。大すきなケーキの飾りつけは自分でして大満足。プレゼントは多摩からお寝坊さんなのでとアンパンマンの目覚まし時計、ママからは羊毛で作ったやひこの大すきなおおかみと三匹のこぶたの指人形、父ちゃんにはやひこがほしがった壁に貼った特殊な紙に水を入れたペンでお絵かきするおもちゃをもらいました。描いた絵はすぐ消えてしまうのですが何度も描けるのでとても楽しいようでとらとふたりよく歌を歌いながら飽きることなくお絵かきしています。幼稚園でもお誕生日会があって、ホールで全園児の前で名前と4歳になったことをお話したそうで、先生からのおたよりにも「堂々と言えてましたよ」との報告がありました。4月は元気に楽しく通っていたものの、連休のころにはさすがに疲れが出たのか溶連菌にかかってしまいました。そんなわけで連休は家のことをしたりしてのんびりすごしました。5月2日にはうれしいお知らせが。やひこととらひこに小さないとこが生まれました。連休の終わりごろには溶連菌もよくなったので赤ちゃんに会いに行きました。ふたりとも小さな小さなお顔を覗き込んでとてもうれしそうにしていました。連休後には幼稚園の保育参観がありました。幼稚園でのやひこの様子を楽しみに見に行ってきました。親子一緒に工作をしたり園庭で遊んだり。お部屋ではとらも園児に混ざって歌ったり踊ったりしてとてもうれしそうでした。その後はおうちでもふたりで幼稚園ごっこばかりしています。やひこが先生の役で出席を取るのですが、「やひこくーん」と呼ばれても「とらひこくーん」と呼ばれても他のお友達の名前でもとらがうれしそうに手を上げて「はーい!」とお返事をしています。普段はバス通園のやひこですが、時々とらを連れて迎えに行きます。園庭はとても広くて遊具も楽しいのでとらも大すきでたっぷり遊んで帰ってきます。やひこも違う組になってしまった前からの仲良しと走り回って遊んでいます。幼稚園ははだしで遊ぶ方針なのですが、やひこももうすっかりはだし大すきで迷わずはだしで駆けていきます。とらもまねをして幼稚園でははだしで遊んでいます。