尾瀬と水芭蕉
昨日鹿沼を出て、途中入れ食いの山ウドを採りながら金精峠経由で戸倉温泉宿泊。これまでの陽気から、まだ尾瀬は早いんじゃないかと思っていたら、宿の人からは意外にも『竜宮の水芭蕉は見頃です』との言葉。そうなると残りは、曇りから雨の天気予報がどうなるかが心配の種だった。今朝、7時30分鳩待峠から尾瀬へ。天気は晴れ!!途中どうしてもコシアブラの芽吹き具合が気になってよそ見しながら、山の鼻に8時過ぎ到着。尾瀬ヶ原はまだほとんど茶色で向かいの、燧岳も茶色。ただ、水芭蕉だけは元気良く咲いていた。もうひとつ元気良かったのは、他の人は気にも留めない行者ニンニク。あちこち群生してたけど、ここでは採る訳にはいかないので、見るだけ。絵葉書やカレンダーなんかで有名なポイントは水芭蕉が一斉に咲いていた。遠くの至仏山の雲と雪と水芭蕉の白のコントラストが絶妙だ。 途中リュウキンカの咲き始めがあったけど、花の先が食べられているのがある。足跡から推測すると犯人は鹿が濃厚、ここにも鹿の食害が及んでいるようだ。竜宮まで行って山の鼻まで戻って来るころには、至仏山にも雲がかかって空模様も怪しくなってきた。早朝、行動はどうやら正解。帰りは登りを途中一回休みで、12時30分に鳩待峠に無事帰還。帰りの、いろは坂は霧雨。明日は、トウゴクミツバツツジとシロヤシオを見に、中禅寺湖畔の北側を回る予定だけど、天気だけが心配。雲が低ければ、下界は雨でも奥日光は晴れの時がよくあるので、それを期待しよう。只今19時30分、鹿沼さつき祭り花火大会の真っ最中!!パンパン威勢の良い音が聞こえています。