高山植物やらトレッキングやらそしてお待ちかね
金曜の朝にbaeさんからメール(とうとう携帯持ったらしい)が来て、「週末白根山に行くなら一緒に..」タモギにしようか迷っていたのが、これで決断ができて「うちの奥さんも一緒に行くかもしれない」とOKの返事して、土曜日8時に丸沼スキー場のリフト乗り場で待ち合わせ。朝、いろはを登って金精トンネルまで来ると、ここから白根山に登る人の車で駐車スペースが満杯。トンネルを抜けて群馬県側に降りて行くと、菅沼登山道の駐車場はそれ以上に満杯。天気も良いし皆さん白根山を目指しているようです。昨年、奥さんは白根山8合目でリタイヤしているので、今回はロープウェイで登って、白根山の麓を巻いて、五色沼までの往復にしてもらいました。ロープウェイを降りるとロックガーデンがあり、シラネアオイやコマクサ等が植えてあり、ここまでは誰でも来ることができます。登山道入り口の神社の周りにはシラネアオイが植えてあって、鹿の食害を避けるためにネットが張り巡らしてあります。暫くは白根山登山者と一緒に山道を行き、途中から分れて弥陀ケ池方面への急坂を登ります。結構急で、これなら白根山登山道と変わらないなあと思いながら、少し咲いているイワカガミを見ながら登って行くと明るい所に出て、五色沼と白根山の分岐地点に到着。右が白根山登山道、左が弥陀ヶ池、真ん中の鞍部が五色沼に向かうルートです。 ここは日当たりが良いようで、ミヤマキンバイとシロバナノヘビイチゴがまとまって咲いていて、ちょっとした花畑でした。奥さん「これなら白根山山頂まで行けそう」...と言ってますが、ここからは急斜面の岩場なのでちょっと無理と判断して、弥陀ヶ池方面に行くことにしました。弥陀ヶ池は菅沼方面から登ってるルートにあり水の色はエメラルドグリーン。この近辺は冬の積雪と風がきついのか木々も成長が遅く曲っていて、ようやく咲いた嶺桜も目の高さで花をつけていました。ふと見ると雌鹿が一頭、カメラを向けても逃げようともしません。これでは食害でシラネアオイも絶滅寸前になるはずです。この辺りは日当たりが良いようで、あちこちにイワカガミが咲いていて、まだ蕾も付けない株も沢山有り、後二週間もすれば一面ピンクになると思います。さてここから五色沼まではずっと下っていくことになります。11時過ぎに最終目的地の五色沼に到着。足元は石がゴロゴロしているだけに見えますが、緑はツガザクラの株なので、これが咲けば見ものですね。 ここで、おにぎりとカップラーメンのお昼ご飯。ここはまだ岳樺が芽吹いたばかりで、正に新緑のなかでのランチタイム。ここから見上げる白根山はこんな感じなので、今日は頂上を目指さないで正解だった気がしました。お昼を過ぎると霧が出始めたので、元来た道を白根山登山道分岐まで戻って、そこからは座禅山の噴火口が見えるルートを通って行くことにしました。途中、ミツバオウレン、イワカガミ、ゴゼンタチバナの三種盛りを撮って、ロープウェイ駅に13時30分到着。約5時間弱、天気に恵まれて半袖で丁度良い散策になりました。植物の名前はネット等の検索からの推測もあるので、間違っていたら御指摘ください。---明けて日曜日---午後から雨になるようなので、まずは奥さんの実家の池さらい。池に被っている庭木の剪定と、沢水を溜めるマスのドレン抜きをして午前中はおしまい。お昼御飯を食べてから、気になっているところを奥さんにナイショで様子見に行こうと出ようとして、「あっ、そうだ昨日がモモの17歳の誕生日だ」裏のお墓に行って、お水とお花を供えてから出発。まだ、お墓に向かうと涙が出ます。途中、小雨が降ってきたので、メジロアブもそんなに飛んでいないだろうと予想して峠到着。ここは、多分私だけの秘密のポイント。車を降りて、道路の1m横に毎年出る所があってそこを見ると...あらまあ、もう開いているのがいました。これならば見込みありと、今度は道路を挟んで反対側に入って行くと、遠目の唐松の根元に黄色いのが見えます。三年連続で同じ所に出てくれました。そうすると、あそこも期待ができそうと、車を走らせて毎年歩くポイントに行き入って行くと。ここにも良い株が出ていました。その後小さいのを3つ追加して、初ハナビラにしては満足の収穫。 ウフフ...一番乗りかな。