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2004年10月15日
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世界には数多く、解明されていない事があります。
解明されていない事の多くはいろいろな推測がされ、またいろいろな書籍が出版されています。

私が最近興味を持っているのは、1587年に起こったロアノ-ク島でのイギリス人116人の失踪。
一人が本国に連絡に行き、戻ると全員が消えていたそう。
「CROATOAN」という言葉が木に刻まれていたそう。
気になる・・・☆
そこで、ネットを使って少しだけ調べてみました。


まず、近くにCROATOANという先住民族がいたようです。しかし、彼らがなにかしたようではないそう。
彼らはその失踪事件について何一つ知らないと断言。
彼らは少しも好戦的でなく、それどころか移住者の生活の足場を築くのを助けていたほどだったらしい。
実際、そこでは暴力がふるわれた痕跡もなければ、死体も発見されていない。骨も墓もなかった。


考えてみれば、116人が煙のように消えてしまったのである。
その大事件が400年間、謎のままになっていたとはどういうことなんだろう・・・???


最近になって、この事件の謎を解いた歴史ノンフィクションが登場したそう。
Lee Miller(リー・ミラー)という女性が書いた本で、題名はRoanoke(『ロアノーク』)という。


ミラーさんによるこの事件の再現を読むと、たしかに状況は怪しい。
まず、植民者たちは、ジョン・ホワイトという総督に率いられて北アメリカに向かうが、本来の目的地はチェサピーク湾であったはずなのに、なぜか経由地のロアノーク島に留まり、砦の跡を修理して定住している。
その直後、植民者の一人が海岸で死体となって発見されたこともわかっている。
しかも、島に来て1カ月しかたっていない時期に、総督のホワイトは突如イギリスに引き返すという不審な行動を起こしている。
物資が足りず、このままでは植民地が維持できないので、本国から応援を呼んでくる、という名目だったが、3カ月で戻ると言い残して船に乗ったホワイトは、なぜかそのままイギリスに留まり、3年後の1590年になって、ようやく人を連れて戻ってきた。
そのときには、植民者は全員消えていたのである。ミラーさんは次のように書く。

「悲劇から何年もたって英国人が北アメリカに定住したとき、問題の植民地の影がちらつくようになった。ヴァージニア、さらにはノースカロライナの懸け離れた場所で、奇妙な目撃談が相次いで報告された。ジェイムズタウンで組織された捜索隊は沼地をくまなく捜し、未踏の川を探索してまわったが、見つかったものはかすかな痕跡や不完全な断片だけであった。噂や手がかりが届けられたが、それには本物もあればでっち上げもあった。
 失われた植民地に発生した失踪事件は400年のあいだ謎のまま残されてきた。それには理由がある。要するに、犯罪として検討されたことが一度もなかったのだ。もしも犯罪と見なされていたら、これが単純な失踪事件ではないことも最初から明らかになっていただろう。今でもこの事件を解決することは可能である――ただし、その前に、もつれた手がかりを解きほぐさなければならない」



謎は深まるばかり・・・・(@。@)















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最終更新日  2004年10月16日 13時04分02秒
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