三軒茶屋シネマで観る・チェ ゲバラ☆モーターサイクルダイアリーズ
毎年夏、本屋さんで配布される小冊子「角川文庫 夏の100冊」そこでみつけた「モーターサイクルダイアリーズ」。キューバの指導者チェゲバラの南米貧乏旅行記。↑角川の文庫本より豪華ですがこちらでもでています。この作品はゲバラ自身の人生観を変えた旅行記。当時23歳だったゲバラは友人の科学者 アルベルトとともにボロボロのオートバイにまたがって南米大陸10000キロの旅に出かける。様々な人たちと出会い・またさまざまな困難を乗り越え、ゲバラが成長していく様子が描かれている。貧乏旅行・放浪の旅・・・・私はこの言葉に弱い。きっと一生この言葉には惹かれ続けるんだろうなぁ・・・。。しかし、私は正直なところチェゲバラにはあまり興味がなかった。ゲバラのイメージとしては旅と読書を愛し、弱者に優しい。大国に依存せず自立思考。アメリカに喧嘩を売った風来坊。・・・と、こんな感じだ。いろいろな文献からも人柄が伝わってくる。たしかにかっこいい。あのジョンレノンにも「当時一番かっこよかったのはゲバラだ。」と言わしめた。だが・・・どうしてもゲリラ活動家、という点で少し自分の中では消極的だった。ゲバラの従事したゲリラ戦の相手側の犠牲についてはあまり書かれていないようだが、やはり大勢の方が犠牲になっているだろうし、やっぱり犠牲になった方々やその家族の運命を狂わせてしまったことには変わりない。犠牲なくして革命なし・・・それもわかるけれど。それともう一点。あまりにできすぎた逸話の数々に真実味を感じなかったのもある。でも・・・固定観念、ひねくれた心は抜きでちょっと知ってみようかな、と思った。この本は映画にもなっている、との情報を冊子から得て、早速ネットで検索・・・あった~~!!!1館のみ!!!三軒茶屋シネマ!!三軒茶屋は好きでけっこう行く場所だが・・・え・・・?シネマなんかあったけ・??しかもここは2本立てでなんと1300円!!ちなみにネバーランド、モーターサイクルダイアリーズこの2本だてでなんと1300円・・・安い。。。最後の回(と、言っても7時くらい)のみ1本。それで700円。 安い。。。三軒茶屋といえば、私の好きなロシアのドラえもんチェブラーシカの専門店兼事務所がある。このチェブラーシカ。パペットアニメにも関わらず独特の哀愁もあるし・共産主義時代のソ連も垣間見れる。そういえばソ連の崩壊は小学生の頃でした。教科書の世界地図に修正用のシール貼ったなぁ・・・笑↑こちらチェブラーシカです。さて・三軒茶屋シネマ。わかりにくい場所なんですよね。。。大通り沿いでもなく・・ひっそり、とあるんです。時代を感じる建物。 何やら昭和30年にできたものらしい。うちのお母さんと同い歳くらいってなんかすごい。。レトロな感じにウキウキ♪お気に入りの場所になりそう。最近多いきれいな映画館と違って売店に気が利いたものがおいてあるわけじゃないし・映画のパンフレットすら置いてない(笑)椅子もキィキィ鳴いている。2本立てで観たらおしり痛くなるかも。さて・映画を簡単に紹介しますと・・・(以下コピー)23歳の医学生エルネスト(チェゲバラ)は、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに駆(の)って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。喘息もちなくせに恐れを知らないエルネストは、美しい茶褐色の瞳で出会うすべての人々を魅了する。そんな彼を支えるアルベルト。冒険心、情熱的な魂、旅を愛する心でつながれた二人のゆるぎない友情。心をふれあったすべての人に、惜しみない愛を捧げた、エルネストの瞳に映る南米大陸の様々な風景。その記憶が彼の未来を変えた。のちに親しみを込めて“チェ”と呼ばれ、世界中から愛される20世紀最大の美しきイコンとなった青年の真実の物語に、世界中が涙した!ロバート・レッドフォード製作総指揮、“ラテンのブラピ”ガエル・ガルシア・ベルナル主演の本作は、2004年サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭で大絶賛を浴びた本年度最高の感動作!映画の中でハンセン病療養所に滞在するのですが、実際のハンセン病患者も出演。それだけでなくインカの子孫も出演。彼らの境遇にもスポットがあてられます。スクリーンを通して観る南米の壮大な景色も魅力。観る価値あり☆むしろ機会があれば観てほしい、と思うのでこれ以上詳細は語らないでおきます。ちょっと美化しすぎなんじゃないの?、と思うところもそれは不可能でしょ、と思うところもいくつかあるけれど。。。今日本を入手☆読んでみますね。次回・・は今日観た「電車男」について書こうと思うので、その次、チェゲバラについて簡単に調べてみますね(^▽^)もう2時半・・・おやすみなさい・・・♪