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テーマ:今日見た舞台(964)
カテゴリ:歌舞伎 ~KaBuKi~
前回の続きですが
歌舞伎らしさいっぱいの演目・勧進帳の魅力を モモマロ流に紐解きましょう。 何が歌舞伎らしいって やっぱり何と言っても弁慶のファッション! ファッションが何ていうか… 奇抜!!!! 現代ファッションに通じるものがあると思うんですよ。 額にポコンと乗っているこの帽子は! 胸にあしらわれたポンポンは! 後ろだけやたらボリュ―ミーなあのヘアスタイルは! 何なんだぁ~~~~~~~~!!!
やっぱりせっかくの歌舞伎ですから 歌舞伎らしい演目が観たいんですよね。 私にとってはビジュアルもかなり重要で 歌舞伎らしいビジュアルや、衣装がきれいな演目が好みです。 例えば、長屋暮らしのおっさんばっかり出てる演目よりは 衣装もきらびやかな花魁が出るような演目が好きなんですね。 そういう点で勧進帳は、この弁慶がインパクト大なので 歌舞伎らしいビジュアルと言えますね。 更に歌舞伎っぽいビジュアルが華やかな蓮獅子のイラスト日記はこちら あらすじはかいつまんで話すと単純明快です。 お尋ね者の義経・弁慶一行が関所を通るために 身分を偽り関所突破をもくろむ話です。 関所の番人は富樫さんというイケメンさんですが 弁慶と富樫さんのかけあいが見所です。 富樫さんは結局、彼らがお尋ね者の義経一行と勘付くんですけど あまりに弁慶が必死なので知らん振りして見過ごしてあげると言うお話です。 この中で見所なのが、弁慶が上司である義経をぶん殴るシーン。 富樫さんの許しを得て関所を通過しようとすると 富樫さんの部下が怪しいと呼び止めるのです。 で、変装を見破られないために、 弁慶は機転を利かせて義経をぶん殴るんです。ひどい… ※ぶん殴る事で、山伏に変装していることの信憑性を持たせようとしたんです。 現代っぽい感じで言うとこういう演技ですね。
本来は主君である義経を、 逃げ切るために殴ってまで迫真の演技をする弁慶の心意気に 富樫さんは心打たれて通させてあげるわけです。 さあ、そしていよいよめでたしめでたしで 義経・弁慶一行は関所を通る(舞台からはける)わけですが ここで最後の見所が待っているわけです! 次回もイラスト付きで楽しく解説しますよ~~♪ ランキング参加中★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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