テーマ:徒然日記(23474)
カテゴリ:回顧録
手術日、入院日が決まって一番大変だったのは仕事の段取りだった。
3年前とはスタッフが入れ替わっており、鬼軍曹(←私のこと・笑)の長期不在は初めてだったため、申し送りが大変だった。 まず、患者さんに入院の旨を伝え、長期休暇の了承を得た。 そして患者さんのプログラムをアシスタント用に作り直し、それをイラストで示し、説明した。 私がやっている管理業務ももうひとりの理学療法士に引き継いだ。 業務ひとつひとつを紙に書き、忘れてしまってもそのメモを見ればわかるようにしておいた。 自分の都合で長期に休むのだ。 みんなが困らないように、他の部署にできるだけ迷惑がかからないように、万全にしておきたかった。 優秀なスタッフに恵まれた我が部署は鬼軍曹がいなくても立派に乗り切れた。 本当に感謝の気持ちでいっぱいである。 (ちなみに明日はお礼の宴なのである) 今回の入院が前回と大きく違った点は配偶者(旦那)がいないことだった。 もちろん両親が私のサポートをしてくれたのだが、離れて暮らしているため、物理的に不便な面が生じることは覚悟していた。 入院生活に必要な物も「忘れたから、足りないから家から持ってきて~」という訳にもいかない。 前回入院時の記憶の網を手繰り寄せ、必要だった物品のリストを作り、買い忘れ、準備し忘れがないようにひとつひとつチェックした。 新婚旅行の時に1度だけ使った大きなスーツケースにそれらを詰めると、まるで長期旅行にでも行くかのような大荷物になった。 実際、入院の朝、近所のおばあちゃまに会ったら「旅行?いいねぇ~、若い人は。気をつけて行きなさいよ」と言われた(笑) これが旅行ならどんなにいいか・・・トホホ(T。T) そして、いよいよ入院である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月17日 21時10分03秒
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