桃の缶づめ

私の所属するお箏の会で、「ハワイ・ホノルルフェスティバル」にお箏の演奏で参加することになり、会長先生以下１５名でツアーを組んで、ハワイ演奏旅行に行って参りました。

初日のこの日は、夜１０時の成田発の飛行機なのですが、その前に本部に演奏するメンバーが集結して、合奏練習をするのです。

午後１時の集合に間に合わせるため、千歳９時半発の飛行機で羽田に向かい、羽田空港から電車を乗り継いで御嶽山にある本部へ。私は本部に伺うのははじめてなので、土地感のない東京で電車を乗り継ぐのもドキドキきょろきょろです。
なんとか無事に本部にたどりつくと、奥様と会長先生が迎えてくださって、既にいらしてた東京の方がお箏の準備も万端に整えてくれていました。

おいおいに参加者が集まってきて、それぞれに「初めまして、よろしく」の挨拶をかわし、合奏練習がはじまりました。
今回弾くのは六段・ことうた～日本のうた（水野利彦）・祭花二番（吉崎克彦）を続けて演奏します。自分で練習していたときは１曲ずつ終わってからのんびり調子替えをしていたので、曲と曲の間をあけないように、ちょっとした変更や譜めくりのタイミングなどがあって、ちょっとアセアセ
でも、曲の運びは予想していたよりゆっくりでたっぷり唄って弾く感じだったので、その点はほっとしました。

全員で合わせるのはこの日が初めてだったのですが、やはり同じ流派の仲間ですので、数回で息も合って楽しく弾けそうです。

二時間ほど練習すると、ハワイに持って行くお筝を成田に運ぶため、お筝屋さんが到着し、車に皆で積み込みを手伝いました。お筝屋さんも一緒にハワイに行くのです。

積み込みが終わって、楽器が空港へ向かうと、私たちもいよいよ成田に向けて出発です。
ほとんどのメンバーがスーツケースの空港宅配を利用したので、荷物は軽いです。私は今回初めてスーツケースの空港宅配を利用したのですが、重いスーツケースをごろごろ引っ張って歩かなくてよくてすごく楽ちんで、これはいいなと・・・

班ごとにメンバーを確認しながら、電車を乗り継いで成田空港に向かいました。
途中乗り換えする前に、皆でお店に入って、軽食を食べ、京成電車に乗り換えて成田へ向かうころには日も暮れかけてきます。

成田について、個室の待合室に落ち着いてから、今回の旅の添乗員さんから出国手続きと今後の予定などの説明を受け、そしてお土産宅配の説明と注文取り。値段は割高だなぁと思いましたが、職場への義理土産は向こうで選んだり持って帰ったりするのが面倒なので、そのお土産宅配でとっとと頼んじゃいました。ほとんどのメンバーが頼んでましたねぇ。

飛行機が出るまでしばらく時間があったので、それぞれ店をみたり、夕食を食べたりして、さぁいよいよ飛行機に乗り込み、出発です。

初めての海外でのお筝演奏、はたしてどうなるかどきどきわくわくです。

続く