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カテゴリ:伝統芸能
昨日は教育文化会館主催の『文楽セミナー』に行ってきました。
小雨の中桜も散り始めております。 第一部は、太夫、三味線、人形のそれぞれの方のお話があります。 太夫は豊竹希太夫 ひとりで老若男女を演じる語り分けの実演や、本日の上演『壺阪観音霊験記』から「三つ違いのあにさんと言うて暮らしているうちに、情けなやこなさんは生まれもつかぬ疱瘡で〜〜」のくだりを会場ねお客さんにも語りの稽古をしてくれて、おもしろかった。 三味線弾きは、鶴澤清丈さん いろいろな場面心情に合わせた、三味線の音や弾き方をなぜかご自分の10年にわたる恋愛アタックに絡めて、爆笑トーク。さすが関西人w 人形遣いは、去年人間国宝になった吉田和生さん。 朴訥とした語り口が、お人柄を表してほんわかします。 実は文楽を見に行き始めのころ、大阪の国立文楽劇場で楽屋見学のツアーで、人形を手取り足取り教えてくれたのが吉田和生さんでした。当時と全く変わっておられなかった。 第一部の最後にミニコーナー『近くで見る文楽人形』っ舞台に人形のパーツや小道具を並べて、お客さんが近くに行って自由に触ったり質問したりする時間がありました。 人形の手足と、人形遣いの履く高下駄です。 このコーナーは良かったんだけど、小ホールでも満員のお客さんですから、みんな見たいし触りたいし、ワラワラと集まって全然動かないし、私の後ろに並んでたご婦人は文句百曼荼羅で、確かに段取りをもっと工夫すべきでしたね。 番組本編の感想はまた次で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月04日 06時56分47秒
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