|
カテゴリ:伝統芸能
1/6は文楽座にお友達と初春公演を見に行きました。
今回は阿古屋琴責を見たかったので、第2部にしました。 文楽座の中もお正月のしつらいで初春の雰囲気が盛り上がります。 幕上のかわいい睨み鯛 お鏡餅 『冥土の飛脚』はダメンズの忠兵衛が遊女梅川に入れあげて、身請けしたさに商売の預かり金に手をつけてしまい、にっちもさっちめいかなくてなって、結局は心中に至るお話。 ダメな男だなぁと思いつつ、いけないとわかっていても梅川に惹かれて足がそっちに向いてしまうのを時代は変わっても今もこういう依存症な男は山ほどいるわいなぁ、とww 『壇の浦兜軍記』の阿古屋琴責めの段はお人形の阿古屋が弾く琴、三味線、胡弓の振りと床で実際に弾くのがピッタリとあたかも本当にお人形が弾いているかと思わせるのが、名人芸の見せ所です。 私は琴、三味線弾くし、お友達め三味線弾くので、いかにそれが人形遣いさんも床も難しい名人芸かがわかるので、(たとえば三味線のはじきの指使い、お琴の爪はめる時指を舐めてからはめる仕草とか)とても面白くて感心して、『何回も見たいね‼️』と盛り上がりました。 お人形見る、床見るで、お客さんも頭がテニスの試合見てるかのごとく左右に動くのが可笑しい。 今回新調された阿古屋のお衣装も、刺繍の打掛と前帯でそれはもう美しうございました。 阿古屋琴責めは、歌舞伎では玉三郎さんの十八番で有名ですよね。 実際の演奏では私は胡弓が一番素晴らしかったと思いました! そしてやはり阿古屋を勤めた桐竹勘十郎さんが素晴らしかった〜。 大阪に住んでたら何回も見に行っちゃうだろうなぁ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月09日 23時51分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[伝統芸能] カテゴリの最新記事
|