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カテゴリ:映画
モリコーネの映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』
を見てきました。 ご本人に5年間密着して撮ったドキュメンタリー。映画界、音楽界のそうそうたるメンバーのインタビューをたくさん入れて。 最近、ドキュメンタリーの映画を見ることが多い。エリザベス女王の映画や画家のボテロの映画など。 モリコーネはもちろん知ってはいたけれど、これほどすごい音楽家だとは知らなかった。 映画音楽は、モリコーネ自身がやりたくてやった音楽ではなかったにもかかわらず、作る曲作る曲、映画と切り離せない代表曲となって、忘れられないメロディ。 彼自身は、商業音楽を作ってることにずっとある種の劣等感を持っていて、かつ、芸術家としてのプライドも高く、先鋭的な現代音楽などもいっぱい作曲してるけど、やはり、映画の場面にぴったりと合う、むしろ映画をより素晴らしくする音楽を作る才能は、業界の誰もが口を極めて褒め称えているのです。 映画音楽を完全にひとつのジャンルとして確立させたのがモリコーネであり、不世出の存在。 箏曲界における宮城道雄先生と同じだなと思った。それまでの音楽の革命家であり、没後それを越える人が出ない、という点で。 惜しくも亡くなってしまいましたが、たくさんの素晴らしい曲を残してくれてありがとう、マエストロモリコーネ! 札響にモリコーネの曲ばかりのモリコーネコンサートをして欲しいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年01月23日 22時58分48秒
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