カテゴリ:本
家族に悩まされ、家族に助けられる。 誰の人生だってたくさん痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。 作詞家森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。 「ホタルの熱」「おかあちゃんの口紅」はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。 あなたの中の「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説。 「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」などSMAPにもたくさん詩を提供してくださっている森浩美さんの小説。 短い歌の中に、たくさんの風景が思い浮かぶような歌詞を書かれている人の小説とは一体。 歌と同じく、いつもと同じ、私たちが誰しも経験したことのある日常。 そんなささいな日常を、手でそっと掬って、じっと眺める。 まるでそんなお話。 誰しもそういうことがあるのだから大丈夫!だとか、苦しいのは君だけじゃないんだ!という前向きなメッセージもあるけれど、それだけではなく、そういうこともあるよね、ほら、と優しく扉を開けてくれるような。 明日は休みで仕事もない、早起きなんかしなくてもいい、君と昼まで寝ていられる。 見落としがちだけど、そんな小さな幸せで、私たちの毎日はできている。 【参考】 ◆森浩美の著書は→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.29 21:02:29
[本] カテゴリの最新記事
|
|