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カテゴリ:おもいおもい
太陽を触ろうと手を伸ばす枝葉を、 焼けこげる前にと パチりと切り落とす。 どうせなら、焼かれて死にたかったと 言わんばかりに私を見上げる 千切れた手。 そうして月が この間の夜みたいに満ち満ちて 破裂音がしそうなくらい、膨らんだ そのあとで 翌日には欠けて行くのを止められないことは分かっていて。 それでも、 魔法で時を止めたつもりになって、 エンディングも聞こえないふりをして… 「一日のおわりに、一杯の紅茶を あなたと向かい合って」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 18, 2013 09:39:50 PM
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