想像の及ばない　日常の隙間。

もの凄い力が爆発したり、消えたりしてる…

　

それは、私達が目をつぶって、見ないように…

聞こえないようにしているだけ。

　



　

Dear

　

ここ数年は、自分の図太さに感心しながら生きてきたよ。

　

…こうして、どうしようもなく

生きてる自分を

許してあげられるのって　やっぱり

私しかいないんじゃないか…？って思ってきたけれど

　

昨晩、旦那に

東京に追いかけてきた元恋人への想いを未だに引きずって、

狂った針を正常に戻してくれる人のことばを胸に抱えて…

そんな頭のおかしい私を

「許してる。全部分かって一緒に居る。」

と、言われたんだ。

　

私を

みとめることはできないけど、許すことならもうしていると。

　

なんかね、喧嘩をしたこととか　もうどうでもよくなって、

本当に…

安心して、くるっとまるくなって眠れると思った。

　

　

ねぇ、私の近況はこんな感じだよ。

　

意味のない喧嘩も本当に多いし、

止まらない妄想に自分自身が苛まれて苦しいこともあるけど…

誰かと手を繋いで暖かいと感じられたりする瞬間があれば、

私にとってこの世界は、苦しみ以上の幸せがあるよ。

　

この苦しみと幸せの両方を、あなたもきっと

本当は　感じてたと思う。

　

　

不器用すぎる私達は、

狂った感情を　絵を描くことでしか昇華させられないのに…

目に眩しく写る青々とした緑や、

目を閉じても聞こえてくる全ての声と言葉の嵐にくらくらして

つい、多くを望み過ぎてしまうから

　

そして本当に正しいと思い込んで伝えてしまった言葉が、

毒みたいに体を蝕んで…

そういうことに、

自分の愚かさに、もっと早く気付いていれば良かった。

　

　

飾りごとの…　建前じゃなくて、

ぐちゃぐちゃと淀んだ川の水のような本音を

ずっと、あなたと笑い飛ばしてたい。

　

私が本気で信じてる理想像を、半分疑いながらも

ずっと描いていくから…

見ていてね。

　

どこかの穴から様子を覗けるなら、

たまにどうしようもない私のことを見て、

しょーがないなぁって、いつもみたいに　笑って。