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カテゴリ:ゲームのレビュー
デモンズソウルの1周目をクリアしたので、レビューを書きたいと思います。採点方法はいつもの通りです。
・グラフィック:76点 グラフィックに関してだけ言えば特筆するほど凄いというわけでもなく、平凡なグラフィックって感じですね。風景やステージのグラフィックは綺麗な方ですが、GOW3やアンチャ2をプレイした後だと見劣りしてしまいます。 ・アクション:93点 デモンズソウルはRPGだし、慣れてきたら戦闘は飽きそうだな・・・そう思っていましたが、全く違いました。武器の種類によってモーションが異なるのは当然のこと、両手持ちやパリィ、致命の一撃やバックスタブなど非常に様々なアクションがあり、それらがRPGでは単調になりがちな戦闘を常に刺激タップリにしてくれます。それに加えて魔法や奇跡があるんですから、戦闘の奥深さはアクションゲームにも引けを取らないと思えるほどです。 しかし、武器の基本的な攻撃は弱攻撃と強攻撃の2種類しか無いので、そこまでアクション性が高いってわけではありません。逆にアクション性が高すぎるとRPGじゃなくなっちゃいますが(笑) ・ストーリー:90点 多くを語らないミステリアスなストーリーでした。「なんで?」と思う部分も多々ありますが、開発者インタビューによればそれは意図的にやってることだそうなので、自分で色々想像する楽しみがあって私は良いと思います。 ・オンライン要素:100点 デモンズソウルの魅力の大半はオンラインにあると言っても過言ではありません。それほどデモンズソウルのオンラインは刺激的で、面白く、楽しいのです。 リアルタイムにプレイしている人を映す徘徊幻影や、どうやって死んだかを示す血痕。アドバイスや嘘をメッセージとしてステージに書き込めたりと、他のゲームには無い斬新かつ素晴らしいシステムがオンラインには盛り沢山で、デモンズソウルを買ってもオンラインに繋がない人は絶対損だと断言できます。 そして青ファントムと黒ファントム。青ファントムは見知らぬ相手と協力ができ、テキストチャットなどが無く、ジェスチャーぐらいでしか意志疎通ができないので非常に気楽に協力プレイを行えます。青ファントムが死んでも、生身のプレイヤーにはペナルティが無いのも気楽に行える要因の一つですね。 協力プレイは非常に楽しく、何回やっても飽きません。みんなでデーモンを倒せた時なんかは最高ですね! 一方、黒ファントムですが、私は生身の時はいつも「いつ侵入されるんだろう・・・」とドキドキしてしまうので、緊張感を増させる良いシステムだと思います。実力に自信が無くても、青ファントムを呼べばリンチにできたりしますしね(笑) 時々「酸の雲」を撒き散らしては逃亡する卑劣な輩と出会ったりもしますが、そんなことは稀で、殆どが正々堂々勝負してくれる人なので問題ありません。 ・総評 色々なところで絶賛されている理由が、プレイしてみて分かりました。 ステージは凄く細かい部分まで作り込まれていますし、武具の種類も豊富で、やり込み要素もたんまりとあります。 難易度は高めですが、死んでも理不尽さは微塵も感じさせず、死亡原因は自分にあるとちゃんと認識できるので、繰り返しリトライしていく度に腕が上達していくのを感じることができます。 更に、斬新なオンライン要素がデモンズソウルを昇華させており、それらが絶妙にマッチして「難しいんだけど止められない!」という状況を作り出すんだと思います。どんなに恐ろしい場所でも、徘徊幻影がチラッと見えるだけでホッとして頑張れますしね。 ただ、障害物を壊したり、青ファントムを召喚した時に時々起こる処理落ちはちょっと気になりました。プレイに支障はあまりありませんが、いつ死んでもおかしくないステージで処理落ちになるとホント恐いです(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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