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カテゴリ:映画
先日、2つの映画を観に行ってきたので、その感想を書きたいと思います^^
※ネタバレ注意! ・おおかみこどもの雨と雪 これは友人に言われて初めて知った映画で、本当に全くの前情報無しで観に行ったのですが、それなりに楽しめました。子育ての大変さや母親の苦労などが垣間見れ、更に狼子供ならではの苦悩なども克明に描かれていて、色々考えさせられる映画でした。 しかし、気になった点も多いです。まず第一に挙げられるのが「全体的に淡々としていること」ですね。ストーリーの起伏も殆ど無く、スピード感といったものとは無縁の映画ですので、やはり退屈さは免れませんでした。スリリングなシーンや見所がほぼ皆無で、基本的に平和なのでダレてしまうのかもしれません。 次に、狼子供が駄々をこねているシーンが何故か多いことですね。なんだか同じようなカメラアングルと同じような駄々のこねかたで、「またこれか」と感じざるを得ませんでした。多分製作陣の方々は、犬耳のちっちゃい子供が駄々をこねるのが可愛いと思って多めに入れているのでしょうが、正直そんなに可愛くないですし飽きます。個人的には完全に蛇足だと思います。これが上記の退屈さを加速させているのかもしれません。 まぁ、狼子供の駄々こねシーンの賛否は人によって異なるでしょうが、やはり一番気になったところはさっきも挙げた「スピード感の無さ」ですね。この映画の監督は「時をかける少女」や「サマーウォーズ」なども手掛けているようですが、前二作にあった独特のスピード感が完膚なきまでに失われていて非常に残念です。正直なところ、劇中に数回腕時計を気にしちゃったほどです^^; 良い映画なんですけど、残念な映画でした>< ・崖っぷちの男 これは前テレビで紹介されているのを見て気になっていたんですが、大当たりの映画でした!おおかみこどもの雨と雪の後に見たので、あの映画で味わえなかったスピード感やスリリングな展開がより一層心に沁みました(笑) 前半は、今にも飛び降り自殺をせんとしている主人公と、それと同時に繰り広げられる潜入ミッションが見事でしたね。この映画ならではの野次馬を利用した作戦には胸が躍りました!特に「飛び降り自殺のカウントダウンをして、それに盛り上がった野次馬たちの歓声をカモフラージュにして爆発音を消す」という作戦は鳥肌モノでした(笑) 様々な謎も徐々に明らかになっていき、後半は怒涛のアクションです!主人公がやや超人的な感じもしますが、この手の映画でそれを突っ込むのは野暮ってもんです。ラストの主人公が意を決して飛び降りるシーンや、野次馬の一人の男気溢れる行動など、見所は沢山ありました^^ そんな感じで、「崖っぷちの男」は大満足の映画でした。アクション映画が好きなら、是非劇場に足をお運びください(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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