海外では今日から公開の映画「ヘラクレス」。日本の公開予定日は10月と非常に待たされることになるのですが、こんなにも期待して待たされて駄作だったらガッカリ感この上無い!というわけで、海外の大手映画批評サイトであるRotten Tomatoesに上がっている映画「ヘラクレス」の総評を和訳してみました!
ちなみに、映画「ヘラクレス」の支持率は批評家64%、観客73%(2014/7/25現在)です。これはどういうことかと言うと、Rotten Tomatoesに投稿した批評家たちの64%、観客の73%がこの映画に対して肯定的な意見を述べているという意味です。これだけを見ると、やや高評価、といったところでしょうか。Rotten Tomatoesでは60%を区切りに良い映画か悪い映画かを分けているので、これは良い映画の部類には入っています。まだ公開初日ですので、この数値は上下する可能性が充分にあります。
それでは、私が和訳した「ヘラクレス」の総評をご覧ください。
ちなみに、英雄名を示す場合は「」無し、映画のタイトルを示す場合は「」有りでヘラクレスを表記しています。
総評:「ヘラクレス」は神がかって面白い!
ヘラクレスはゼウスの息子である。彼の人間離れした上腕二頭筋は見事なものだ。巨大で首が複数あるような、神話に登場する数多くの怪物と死闘を繰り広げたことで知られている。本質的には、ヘラクレスは映画が発明される2000年以上も昔に活躍したアクション・ヒーローなのである。
批評家たちによれば、罪を贖うための試練を成し遂げる過程に、「ヘラクレス」の面白さがたくさん詰まっているという。確かに「ヘラクレス」は、今週公開される映画の中で一番出来が良いというわけではないだろう。しかし、少なくともつまらない古典の授業のように感じることはないはずだ。ドウェイン"ザ・ロック"ジョンソンはヘラクレスを演じ、伝説的な試練を乗り越えた後に、残虐な悪党共をぶちのめすべく勇猛なる戦士たちとチームを結成する。
専門家たちは「この映画はとりわけ深い作品というわけではないが、それはシリアスになりすぎないという意味でもある」と述べる。結果として、驚くべき程に力強く、気軽に楽しめる神話ファンタジー映画に仕上がっているのである。
この総評の原文はコチラ!
つまるところ、何か考えさせられるような深い作品ではないが、気軽に楽しむ分には打って付けの完全娯楽作品である、という感じですかね。アクション映画に関して言えば、アクション描写とテンポさえ良ければ私は満足ですので、これは朗報と言えば朗報ですね。大絶賛!という出来では無いものの、娯楽としての完成度は高い映画なんでしょうね。
現在、YouTubeを中心に、「ヘラクレス」のテレビCMやClipが続々と公開されています。これを観ながら、なんとか10月まで持ち堪えたいと思います!早く10月になってくれないかなぁ!笑