リュンポリス
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日本ギリシャ協会会員。映画やゲーム、古代ギリシア系書籍の感想など、主に管理人の趣味を中心としたブログです。好きな映画はマーベル・シネマティック・ユニバース関連作品で、好きなゲームはゴッド・オブ・ウォーシリーズやモンスターハンターシリーズです。
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もうすぐ2014年も終わりですね。長かったような、早かったような。楽しいことも辛いこともたくさんあった一年でしたが、映画鑑賞は私のオアシスであり続けました。 ちなみに、私の2014年ラストを飾った映画は「ベイマックス」です。クリスマスに観に行ったのですが、どこも混雑していて苦労しました。皆考えることは一緒なんですね。笑 「ベイマックス」はまあまあ面白く、不満点も多くありますが、それなりに楽しめる出来でした。 さて、2014年最後になるであろうこの記事に、まあまあ程度の面白さであった「ベイマックス」の感想を書くのもアレなので、個人的に選出した2014年の映画ベスト5を発表したいと思います!!!極めて個人的な選出理由なので、あまり突っ込まないように。笑 ただ、どの映画も素晴らしい傑作だと胸を張って言えることは確かです! では、第5位からの発表になります! 【第5位】オール・ユー・ニード・イズ・キル 完成度が高いSF映画の金字塔 トム・クルーズ主演作品において、この映画が頂点に君臨すると言っても過言ではありません。ループという素材を非常に巧みに活用しており、特に最後の「もうループできず、次死んだらアウト」という演出は特筆に値します。今までさんざん死んではループしてきたので、もうループできないという状況に「おいおい、大丈夫かよ、やべーよ」と緊張感を煽りまくります。映画でここまでドキドキしたのは久しぶりです。 アクションシーンや斬新なデザインのギタイも一見の価値ありで、総合的にも高水準な完成度を誇っており、第5位のランクインとなりました。トム・クルーズ好きなら必見の映画です。 【第4位】猿の惑星:新世紀 憎しみの連鎖をダイナミックに描いた傑作 猿の惑星:創世記もなかなかの良作でしたが、今作はそれを軽く飛び越えてきました。かつては罪の無い存在であったエイプたちが、憎しみの連鎖に巻き込まれ、人類と同じく罪を背負った存在に堕ちていく様子をダイナミックに描いています。 アクションシーンなどは他のベスト5ランクイン映画には及びませんが、作品全体を貫く緊迫感が見事です。物語がどう転ぶか全く予想できないので、スクリーンに目が釘付けになります。この映画はメッセージ性が高く、それを重苦しくさせない娯楽性も兼ね備えており、極めて質の高い作品です。そのため第4位のランクインとなりました。 【第3位】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 笑って熱くなれる!最強の娯楽性を放つ傑作 純粋な娯楽性に限って言えば、この映画は最強クラスだと言えます。コメディ要素が至るところに散りばめられており、アクション要素も満載で、それらが高次元で融合しています。各キャラクターも個性が溢れ、存在感が強すぎたり、逆に弱すぎたりするキャラクターがおらず、バランスも取れています。ストーリーも単純明快な分熱くなれますし、何も考えずに楽しめる娯楽映画の代表格だと言えるでしょう。 娯楽性だけに留まらず、シリアス要素も所々に入っていることがこの映画を傑作へと昇華させています。何かに敗北し、大切なものを失ったキャラクターたちの一言一言が心に染みます。弱っていても、この映画を観れば元気を貰えることでしょう。第3位のランクインとなりました。 【第2位】キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー 複雑なテーマに取り組んだ究極のアクション映画 とにかくアクションが素晴らしい!キャプテンのアクロバティックな格闘技に加え、ファルコンの爽快感溢れる空中戦、ブラック・ウィドウのスパイアクションなど、見所は数え切れないほどあります。繰り返し観たくなる良質なアクションシーンの宝庫で、アクション映画の金字塔だと言えます。 更に、その裏に隠れた複雑なテーマ「自由とは何か?」がおざなりになっていないところも特筆すべき点です。第二次世界大戦において、自由のために己を犠牲にしてまで戦い抜いたキャプテン・アメリカが、現代の「自由」に対して立ち向かう。キャプテン・アメリカだからこそ、このテーマが栄えるのです。自由=正義=アメリカという単純な図式を示せた昔と違って、現代は正義=アメリカなどと言ったら笑われてしまうような時代です。そんな混迷の時代である現代は、キャプテンにはどういう風に映るのでしょうか。 最強クラスのアクションに加え、一流のメッセージ性を兼ね備えたこの傑作が第2位のランクインとなりました。 そして、遂に第1位の発表です。 これらの傑作たちを尽く打ち倒し、栄えある2014年映画のトップに輝いたのは・・・!!! フューリーです! 【第1位】フューリー 徹底したリアリティと手に汗握るアクションを誇る、2014年の最高峰 この映画の魅力は非常に多いのですが、そのどれかをピックアップするなら、徹底したリアリティがまず上げられるでしょう。目を背きたくなるような光景も、容赦無く描写しています。平和な時の常識などまるで通用しない戦場、愛すらも無力と化してしまう戦場を、スクリーンの中に上手く表現できています。綺麗事など一ミリも存在しないその世界に恐怖を覚えるだけではなく、平和であることへの感謝の念すら湧き起こさせるこのリアリティこそが、この映画の一番の魅力でしょう。 そして、そのリアリティを継承しつつ、アクションにも力を入れているところも素晴らしい!本物のティーガー重戦車とシャーマン中戦車の決戦は映画史に残る名場面です。あのシーンだけ何度も観たいです。笑 他にも魅力は多々あります。人間からマシンへと変わりゆく新米兵士や、多くを語らないが背景に深淵なエピソードを臭わせる登場人物たちなど、「フューリー」は2014年のトップを飾るに相応しい作品であると言えるでしょう。「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」と迷ったのですが、どちらがより印象に残ったかと言われれば「フューリー」と即答できてしまうので、「フューリー」が第1位となりました! というわけで、リュンポスが選ぶ2014年の映画第1位は「フューリー」でした。ブルーレイが出たらおそらく購入すると思います。 ベスト5にランクインしなかった映画でも、面白い作品はたくさんありました。ハリウッドで復活を果たした「GODZILLA」や、高い娯楽性を放つ「ホビット」などです。しかし、今年のベスト5は非常にハイレベルな戦いでしたので、選外となりました。「GODZILLA」はキングギドラやモスラも登場する次回作に期待ですね!まだまだ先ですが。笑 個人的に残念だったのは、古代ギリシア映画がランクインできなかったことですね。「300:帝国の進撃」も「ヘラクレス」も、ビミョーでしたから・・・。来年は古代ギリシア映画の傑作が出ることを祈ります。 では皆様、良いお年をお迎えください。
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