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2016.05.03
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カテゴリ:映画
『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』を観に行ってきました!4月から始まった新生活で、生活習慣がガラリと変わって大変な面もありましたが、この映画のために頑張ることができたと言っても過言ではありません!ゴールデンウィークなのもあって実家に帰省し、大学&高校時代の親友たちと共に映画館へ突入してきました!
※ネタバレ注意!

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マーベル史上最高傑作でした!個人的に、今までのベスト・オブ・マーベルは『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』でしたが、『シビルウォー』はそれを軽々と上回ってきました。アクションも、ドラマも、全てにおいてアクション映画の頂点であると言えます。


■アクション
『ウィンターソルジャー』の監督を務めたルッソ兄弟が、今作の監督になって本当に良かったです。『ウィンターソルジャー』が今までマーベル映画で1位だった最大の理由が、そのアクションの撮り方だったからです。
ルッソ兄弟の臨場感溢れる撮り方は、大味になりがちなヒーローの動きに説得力と凄みを与えてくれます。画面が素早く切り替わり、カメラの揺れを効果的に使用し、迫力溢れるアクションを矢継ぎ早に展開させる・・・そうすることで、ヒーローたちがより生き生きと輝きますし、戦場に自分が放り出されたかのような強烈な臨場感を生み出すことができるのです。
初期のアベンジャーズ映画の撮り方も派手さがあって良いと思いますが、やはり『ウィンターソルジャー』と同じ血筋である『シビルウォー』のアクションの方が好みですね。あのアクションを劇場の大画面で観ると、アドレナリンがドッと流れ出てきます笑

また、空港での大バトルは、アクション映画史上に残る名場面だと断言できます。一人だけでも何億ドルも稼ぐ主役級のヒーローたちがこれでもかというほど投入され、乱闘する様は、「カッコいい」を通り越して「幸せ」です。笑
特にスパイダーマンは素晴らしかったですね。ソニーと映画化の権利で揉めて、一時期はアベンジャーズ入りは危ういと言われていた彼ですが、満を持してマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦です!しかも、予想以上に登場回数が多い!空港での戦いでは一番存在感があったような気がします。(物理的な意味では巨大化アントマンが一番存在感がありましたがね笑)
ウィンターソルジャーを翻弄したり、キャプテンと一騎打ちをしたり・・・今まで参戦できなかった分、思い切り戦ってくれました。アベンジャーズ3にもスパイダーマンは参加するそうなので、これからが楽しみです!

・・・あとはヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンも参戦してくれれば完璧なんだけどなぁ笑



■ドラマ
今作では重厚感溢れるストーリーが展開され、上記のアクションを更に盛り上げることに成功しています。
どのヒーローも己の信念を貫き通そうとし、その行く末に「激突」が待っています。ウルトロン事件の罪悪感からソコヴィア協定に賛成するトニーと、SHIELD解体に関わり、組織への不信感から反対するキャプテン。それだけだったらまだ分裂はしないでしょうが、そこにバッキーが絡んできて、事態はより深刻になっていきます。政府の指示で動くアイアンマンに、親友を何としても守りたいキャプテン、父の仇を討つためにウィンターソルジャーを追うブラックパンサー。様々な信念が交錯し、空港での大バトルへと緻密に繋がっていきます。

空港戦の後、アイアンマンとキャプテンは和解寸前にまで関係は修復します。ここで私は「あー、やっぱりこうなるのね」と少しガッカリしました。色んな事情からお互い敵対してたけど、共通の敵が現れて一気に和解という、どっかの映画で観たことのある展開になるんだなぁと思ったからです。「このままヒドラの特殊部隊と戦って終わりかな?やっぱりヒーローの仲間割れものはこうなる宿命なのか・・・」なんて嘆息していた矢先、全てがひっくり返りました。

映画冒頭からしきりに「1991年12月16日」の事件を強調していたのは、こういう意図があったんですね。特殊部隊の血清をウィンターソルジャーが奪ったという話に、完全にミスリードさせられていました。大事なのは、血清なんかじゃなかったんです。

『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』における人工知能ゾラが語るシーンで、チラッと映っていた事実。ハワード・スタークは事故死ではなく、ウィンターソルジャーによって暗殺されていたという事実。それが、遂にトニー・スタークに知らされることになったのです。

見事としか言いようがありません。伏線やミスリードまで、実に鮮やかでした。そして、その後の展開も・・・。
今までの対立は、あくまで信念の違いから生じたもので、ブラックパンサーを除き、本気で相手を殺そうとはしていませんでした。目的は相手を止めることであり、そのためには少々の荒療治も必要だろう、という程度の対決でした。実際、ウォーマシンが撃墜された時には、敵陣営であるはずのファルコンが助けに行こうとしていました。
ところが、両親をウィンターソルジャーに暗殺されたという事実を知ってしまったトニーは、怒りから本気でバッキーを殺そうとします。キャプテンは無論、止めようとしますが、荒れ狂うアイアンマンはキャプテンを殺してでも仇を討とうとします。

本当の意味でのシビルウォーが始まった瞬間です。本気の相手には、本気で挑むしかありません。そこには一切の手加減はなく、怒りに燃えた血戦が始まったのです。バッキーの鉄の腕は壊れ、キャプテンとアイアンマンも血に塗れます。まさに「殺し合い」です。
この血戦は圧巻でした。今までの戦いとは緊張感が桁違いです。「共闘かな?」と観客を一時的に安心させておいて、最後の最後に闇へと引きずり込むこの手法は、賞賛に値します。この血戦こそ、『シビルウォー』がマーベル史上最高傑作たる所以です。

この血戦を引き起こした張本人であるジモも、完全な悪人とは言えないところが良いですよね。彼はヒドラでも、エイリアンでもない、ただの被害者です。アベンジャーズの活動によって家族を失い、復讐に燃えた青年だったのです。そういう意味では、彼もまた、己の信念を貫こうとしたヒーローだったのかもしれません。



このように、『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』は、最高級のアクションと深いドラマを併せ持つ究極の作品でした!まだまだ観足りないので、もう何回か劇場で観ることになりそうです笑 BDも絶対買いますよ!
海外大手映画批評サイト"Rotten Tomatoes"でも支持率94%と超高評価(2016年5月3日現在)ですので、是非観賞することをお勧めします!





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Last updated  2016.05.04 21:24:51
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