カテゴリ:”とうと”の一口メモ
”とうと”でございます。
昨日の記事のお返事に「冬にコンクリートを打設するとヒビが発生することがある。」と書いたところ,blue-berryさん,riohana2005さんにかなりの不安を与えた事が,帰宅後に嫁さんから聞き「こりゃいかん」という理由で冬場のコンクリートの注意点・土木用語を書きます。 1.”コンクリート”って何? コンクリートは,セメント+水+骨材(石・砂)から出来ています。(コンクリートの中に鉄筋が入っていれば鉄筋コンクリート,無い場合は,無筋コンクリート) コンクリートは,セメントと水が化学反応を起こす事により,硬化(固まる)する現象を利用して強度を出しています。【ミキサー車で運んでくるコンクリートは,セメント+水+骨材を工場で調合して運んで来ます。】 2."冬場のコンクリート打設の注意点" コンクリートが硬化する際に重要なのが,コンクリートを打設した後の気温が強度に影響を与えます。 寒い冬の時期(4℃以下)になると水は氷になろうとします。コンクリートの中の水が氷になると,化学反応に必要な水が無くなるので,十分な強度が得られなくなります。 十分な強度を得るために"養生"(コンクリートが固まる時間)が大切となります。つまりコンクリートが硬くなり強度が出る間に,水が固まらない様にすれば良いのです。 コンクリートの中の水が固まらない様にするには,コンクリートを暖めればいいのです。その為に,コンクリートと空気が接する面にブルーシートを敷いたりします。【土木工事では,コンクリートの中に防凍材を混入する場合があります。】 ※SWHも東北・北海道地区の冬季施工においては,実施していると思います。 この時期,氷点下になる地域は無いと思いますが,昨晩あたりから寒波がやって来て寒くなってきており,気に留める必要はあると思います。 ※私"とうと"は,とうとの経歴にもある様に,一応”社会基盤学科=土木工学”を学生時代勉強していましたが,専攻は交通計画だったのでコンクリート等の材料工学は,本当は苦手です。【内容が間違っていたらゴメンナサイ!】 本文章を作成する前に,大手ゼネコンに勤務する同級生に確認しました。 (同級生に思いっきり馬鹿にされました。) P.S ちなみに私の血液型ですが,3歳時検診,就職した際の健康診断で"A型"だったのですが,献血に行くと結果が"O型"と返ってきまして,嫁さんが勤務していた病院で検査したところ,"O型" と判明しました。恐らくこの次は,"AB"⇒"B",そして"A型"と一巡する予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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