セカンド冒険紀【第6章】
【砂漠での戦闘開始】仲間と共に砂漠へと向かうRODO。すでに砂漠には沢山のハンター達が向かっていた。そしてROADの仲間も立派なハンターだ。アクアンスピア改を持つリゾット。グラビド装備&ギガントハンマー所持のガウル。青髪の女性ロザリー・・武器はダークサイスだ。しかしそんなロザリーも砂漠に来ると、すぐに採集を開始していた。砂漠には《サボテンの花》や《怪力・忍耐の種》など貴重なアイテムが多い。ガウルはいかにも熱そうな格好だが、《暑さ無効》のスキルがあり便利なようだ。リゾットはクールな性格でアクアンスピア改でたまに水浴びをしていた。しかしその槍先が急に角度を変え、砂中に向いた。「・・・来たぞ!」リゾットの一言はまさにガレオス発見の合図だった。ロザリーは手にした種を3人に与えた。どうやら最初から今回のために採っていたようだ。ガウルは手に何やら玉らしき物を取りだした。音爆弾だ。砂中に潜むガレオスは音に敏感でこれを使って地上に引きずりだすことが基本なのだ。ROADも音爆弾を持ってきている。4人が武器を構える。一つ目の音爆弾が投げられた。それと同時に2匹のガレオスが地上に飛び出した。「行くぞーーーーー」ガウルが大きく叫び、ギガントハンマーをガレオスにたたきつけた。すごいパワーだ。ガレオスの体が今にも砕けそうだった。そしてリゾットのスピアがガレオスに刺さり、強力な水を噴射させた。ROADとロザリーももう一匹のガレオスへ攻撃をしかける。ガレオスは砂ブレスとよばれる攻撃をしてくるが、避けられない攻撃ではない。その間がもっとも攻撃できるチャンスなのだ。蛇剣の刃先がガレオスを引き裂き、ダークサイスが突き刺さる。それにしてもROADは強い仲間を見つけたものだ。あっという間に2匹のガレオスに続き、1.2・・ざっと8匹は倒しただろう。そしてはぎ取りによって手元には砂竜の鱗や肝があった。「それにしても予想以上に多いわ・・・」ロザリーが考えこむように呟く。そして何より気になるのはモンスターにやられたと思う、ハンター達が倒れていることだ。しかしそれはガレオス相手にしてはキズだらけすぎる。何が起こったのかROAD達には想像もつかなかった。クーラードリンクを再び飲み、別のエリアへと向かった。その場にはキズだらけの3人ものハンターが武器を構え、立ちすくんでいた。しかしそれ以上にROAD達の目に映ったのは、黒い肌を持つガレオスだった。「あっあれは・・ガレオスのリーダーか。」ガウルが武器を構える。「ドスガレオス・・そう言われているわ。。」そういうとロザリーは残りの種を飲んだ。ドスガレオス、それはガレオスとは似たものの、黒い肌を持ち、体格もガレオスに比べ一回り大きい。攻撃力もケタ違いだ。「・・まさかさっきの人達はあいつにやられたのか?・・・」ROADの額から汗が落ちた。しかしそれに対してリゾットが真面目な顔で「・・イヤ・・キズからしてあれは違う。あれはまた違うモンスターだ・・しかしドスガレオスとなると中級クラスのモンスター。討伐しなければならないモンスターだ・・」と答えた。それと共にロザリーは大きな笛を取り出し、大きく深呼吸をすると、それをおもいっきりドスガレオスに向けて吹いた。《角笛》というものだ。この音はモンスターの気を引きつける力がある。ドスガレオスは砂中に姿をくらますと、予想通り、ROAD達の方へと向かってきた。音爆弾が宙で鳴り響く。そして黒い砂竜が砂中から飛び出すのだった。『続く』◎ついにMH物語第6話ー!砂漠での戦闘です!次回はドスガレオスとの戦闘ですね。しかし強敵はその他にいるのです。ROAD達は果たして無事に生還できるのでしょうか!ってことで今日はこの辺でー。長くなりましたが、読んでもらえてうれしい限りです!!