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カテゴリ:夫婦喧嘩は犬も食わない、とは言うけれど…
現在進行形なのでまだどうなるかはわかりませんが、私としては長女を私が引取るのがよいのではと思っています。 長女と妻との確執については、過去の日記に詳しいので興味のある方はご覧下さい。前述したように長女の中学受験の進学先を決める際のいざこざが私たち夫婦の大きな転換点となったわけですが、同時にこの事件は長女の心に大きな傷を残しました。それでなくても、手のかかるお兄ちゃんと妹に挟まれ、お利口さんだった長女は母親の愛情に飢えていたのですが… これらは、あくまでも私や娘の視点で見たものです。妻には妻の言い分がきっとあると思います。
14歳の彼女にとってつらい決断であることは十分承知していますが、長女にはどうしたいのか決めて欲しいと伝えてあります。誤解しないで欲しいのですが、彼女として決断しきれない理由は、お母さんと離れたくないというわけではありません。私が家を出て行こうと思う、と伝えた時に、それは困る、自分も連れていって欲しい、と言ったのは彼女ですから。彼女が決断しきれないのは、住み慣れた家を離れ、長男や次女と離れて暮らすことに躊躇しているようです。もちろん、躊躇の理由にはお父さんと二人で、自立する、つまり家事全般を二人で分担してやっていかなければならないことへの不安もあるのでしょう。 前回も書きましたが、離婚を本格的に考え始めたころに友人から言われた「兄妹を離したらあかんで」という言葉がずっと心にひっかかっていました。私自身が一人っ子ということもあり、うちの子どもたちの仲の良さをとても嬉しくおもっていましたから。だから、当初(いよいよ具体化しようかと思うという話をした時)、長女に「わたしも連れていって欲しい」と言われた時は、長男と一緒にそれはたとえ裁判になっても勝ち目はないから、当面諦めて欲しいと説得しました。長女は現在14歳なので、すぐに離婚となれば家事での実績が妻よりずっと少ない私が彼女の親権を取るのは不可能だと思っていたからです。しかし、本当に妻と暮らすのが彼女にとって幸せなことかと自問自答するに連れ、やはり長女を引き取った方がいいのではという考えに傾いてきました。その一方で、妻が素直には離婚に応じる気はないということもわかってきました。もちろん、よりを戻したいというのではなく、単なる嫌がらせです(別エントリーでご説明しますが、妻が夫より収入が少ない場合はできるだけ離婚を長引かせるのがお得です)。これは長引くな、と思った時にふと気がついたのが、15歳を過ぎれば自分で判断できる年齢であるとして、裁判所も親権について子どもの意思を尊重するということです。離婚したいという気持ちが先走ってすっかり忘れていました。調停となれば、それなりに時間もかかるので、すぐに長女が15歳になる来年の5月がやって来ると。 裁判離婚の場合は、子が満15歳以上であるときは、家庭裁判所は、「親権者指定」又は「親権者変更」の審判をする前に、その子の陳述を聞かねばならないと定められています(家事審判規則54条、70条、72条)、そうです(条文未確認)。一方、子が幼児や14歳以下のときは、現実に養育している者を優先させる現状尊重(継続性の原理)がなされているようです。 したがって、今後の流れとしては、
となることが予想されます。つまり、ここまで来る頃には、今すぐ調停を始めても長女は15歳になっているはずです。つまり、長女の親権をとる可能性はそれなりにあるということです。 という訳で、来年5月で15歳になる長女の親権をとる可能性はあると思っています(他にもできれば使いたくない手札もあるので)。ただ、兄妹を離すことがいいのか、男親との二人暮らしで本当に娘がやっていけるのか、出張の時や接待の時とかどうするのか?など問題山積です。幸い、長男は勉強こそしませんが、人間としてはそこそこまともな男なので、たとえ兄妹が離ればなれで暮らすようになろうとも兄妹の縁が切れるような心配はあまりしていません。 娘がやっぱり住み慣れた今の家で暮らしたいと言ってきたら、さらに難しい選択にせまられます。我慢して過ごす、近くに別居、実家に戻る、会社と今の家の中間あたりに別居、などなど。いずれにしても、我慢の道はできれば選びたくありません。毎日、飲んで帰って身体を壊してしまいそうですから。 楽天プレミアムカード 航空会社マイレージプログラムの ゴールドメンバーじゃなくてもラウンジが毎回使える!! 【海外出張が多いビジネスマンにおすすめします】 275 以上の都市、90 以上の国や地域で 500 ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティパス」が無料付帯するクレジットカードの中で年会費が最も安いのは楽天プレミアムカードです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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