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奥田健次さんの『メリットの法則』で興味を持った行動分析学の応用編です。行動分析学を企業の経営、運営にどう生かすかについて書かれています。予約してあった本が届いたという連絡を受けて、近所の図書館に取りに行ったのが11月17日でしたから、10日ほどで読み終えたことになります。並行して『行動分析学入門(杉山尚子)』も読んでいましたが、こちらも昨日読了しました。
『メリットの法則』で行動分析学の基本は何となく理解していたのですが、実例の多いこの本を読むことでさらによく理解できました。また、題材が企業経営という身近なものであったこともよかったのだと思います。 また、6章以降には強化の原理と組み合わせて使う課題分析、シェイピング、バックワード・チェイニングなど『メリットの法則』では取り上げられていなかった手法の紹介も多く紹介されています。もちろん、きれいにまとめられていますし、うまくいった例ばかりなので絵に描いた餅的な印象は拭いきれませんが、ビジネス面で役に立ちそうなものばかりです。また、これまで自分が子育てに使っていた手法が行動分析学的にはこう呼ばれていたんだという発見なんかもあり、自分を肯定する意味でも役に立ちました(好子による強化)。 13章には疑問だった好子の効き目がなくなる現象(好子の飽和化)とそれに対する対処法も書かれています。さらに、インターネットで「好子の飽和化」で検索するといろんな実例がでてきて参考になります。 さらに14章では、「過去の自分と決別する」というタイトルで、いかにしてなりたい自分に自分で変わるかが紹介されています。うちの高2に読ませたくなりました。 読み終えてみて、なかなかためになったなと思える本でした。前述したように、ここであげられているようにいつも上手くいくことばかりではないでしょうが、これまでの私のようになんとなくではなく、一定の原理原則を意識して行動するとこれまで以上に効果をあげることができそうな気がします。同じ作者による『行動分析学で社員のやる気を引き出す技術(舞田竜宣)』と『MBB:「思い」のマネジメント実践ハンドブック 社員が「思い」を持てば組織は強くなる(舞田竜宣)』を図書館で見つけたので早速予約しました。 行動分析学の応用場所として、教育はかかせないでしょうから、次は『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本(奥田健次)』を借りてきて読んでみようかと思っています。 楽天プレミアムカード ゴールドメンバーじゃなくても ラウンジが毎回無料で使える!! 【海外出張が多いビジネスマンにおすすめします】 275 以上の都市、90 以上の国や地域で 500 ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティパス」が無料付帯するクレジットカードの中で年会費が最も安いのは楽天プレミアムカードです。 楽天プレミアムカード&プライオリティパスに関する投稿済み日記
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