「頭痛肩こり樋口一葉」の舞台をNHKで見たのが一番印象に残っている。
多分、著作に触れたのの最初は国語の教科書のような気がする。
ともかく確実なことは、もう二度と新しい著作が出ないんだなってことかな。
遅筆だったらしいが、息の長い活動の成果か、著作は少なくないほうだと思う。
代表作一覧を見た。どちらかというと私は彼の著作をあまり読んでいない。
wiki読んでると、井上さんのいろんな逸話がおもしろい。
特に良かったのが、 右翼団体から脅迫電話を受けた際には「あなた歴代の天皇の名前、全部言えますか。僕は言えますよ」と反駁した(戦時中の学校では歴代天皇の暗記が義務付けられていた)こと。戦前生まれのひとはさすがに違うなあ。
しずかに彼が信奉している全能の神の御許に帰天されますように。ご冥福を心からお祈りいたします。