カテゴリ:猫
どこの地域にも野良猫という猫さんたちがいます。
お家で飼われているお家猫さんたちはだいたい15年くらいは生きていますが、野良の子たちは3年か4年でこの世を去ってしまいます。 動物センターに捕獲されて送り込まれる猫さんたちは里親が見つからなければ、 殺処分されますが、殺される猫さんたちの多くは生まれたての子猫なのです。 殺処分されなくても、野生の子猫たちの運命は過酷で、 野生動物のエサにされたり、病気で死んでいったりするのです。 かわいそう、なんとかしてやりたいと思っても、猫が飼えない家に住んでいたりするとどうにもできません。 野良の子にえさをあげる人もいますが、ただ餌をあげるだけだと、野良猫が増えるだけで殺処分になる猫さんの数は減らないんだそうです。 TNR運動と言って、野良の猫さんたちを捕まえては避妊手術を受けさせて、耳をカットしてしるしをつけ、またもとの場所に戻してあげる活動をしている人たちもいます。 これは聞けば聞くほど大変で、しかも1匹15000円とか20000円とかかかるんです。 もちろんボランティアの人たちが費用を負担して頑張っているわけです。子猫が生まれなければ、殺処分される数は確実に減りますからね。 でも、猫だって繁殖の権利があるんだからと言って、この運動に否定的な人がいるのもまた事実です。 猫が飼えない私は、猫カフェに行く夢をみたりとか、地域猫さんたちに挨拶をしたりとか、動画で猫さんたちを眺めてそれで満足していました。 そんな中で、殺処分される子猫を引き取って育て上げ、猫さんのボランティアの仲間たちにも協力してもらって、里親さんを探しだし、一匹でも多くの猫さんが幸せなお家猫になれるよう頑張っている猫カフェを見つけました。 カフェには12匹の猫さんがいるそうです。 電車で2時間は優にかかるところにあるので、そうそう行けないのですが、どうせ行くならこの店に行くことにしました。 私は猫と触れ合えて楽しい気持ちになれるし、私が払うお金は巡り巡って不幸な猫さんたちを救う費用になるからです。 ブログによると、いろいろな支援をしている人たちがいることがわかりました。 クッキーなどの焼き菓子を焼いて寄付する人。この売り上げはみんな野良の猫さんたちのために使われているようです。 可愛い布製品を作って寄付する人。この売り上げもそうです。 アクセサリーを作って寄付する人。もちろんこれもです。 猫さんの食べ物であるキャットフードを寄付してくれる人。 どうやら子猫用のミルクはとても高価らしく大変助かるんだそうです。 子猫はだいたい6匹とかまとめて生まれるのですが、それを全部引き取って育てるんですね。 でも、大きくなって里親さんに引き取ってもらうときはいくらなんでも6匹とか無理なので、一匹ずつになっちゃうんです。 兄弟と離れてもちゃんと生きていけるように訓練する預かり親さんになるという人もいます。 未来永劫死ぬまで飼うことはできないけれど、預かって社会性を身につけさせたりとかはできるって人はそういう形で支援しているんですね。 いろいろ考えて、私は自分の誕生日に買うつもりだったケーキの代わりに、ウエットタイプの猫さんのご飯を買って、贈りました。 里親として猫を引き取ることはできないし、TNR運動に参加するのも大変なのでとても無理と思っていました。だから私にできる事は特にないと。 でも、このカフェを知ってから、できる範囲で何かしらできる事があるんだなと思いました。 そのうちまた、何か猫さんのためになるものを送ってあげようと思います。 私もそうすることで、暖かい優しい気持ちになれるからです。 そのうち、いつか。 頑張って猫さんたちを見に行きたい。 みんな野良出身の子なのに、大事に育てられて愛情いっぱい注いでもらっているから、 おびえなくなって、お膝に乗ってきてくれて、甘えてくれるんだそうです。 ブログに乗っている写真を見たら、いつものびのびして幸せそうなんです。 そのカフェのモットーは「人も猫も幸せに」だそうです。 猫カフェ Nha Con Meo(ニャー コン メオ) http://nhaconmeo.cafe.coocan.jp/ 〒830-0038 福岡県久留米市西町1098-3-2階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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