きら猫のお買い物三昧

私はお掃除がどうしてもできないダメ人間だと長いこと思っていた。
一生懸命掃除をしても、
「四角い部屋を丸くお掃除する」とか
「右のものを左においても片付かないよ」とか
「一体いつ、掃除をしたの」（今さっきしたばかりなのに・・・）とか
頑張ってはいるのだけど、全然報われないのだった・・・。

そもそも私自身「ニンゲン埃では死なないもんね～」と開き直るほどの掃除嫌い。

でも、仕事として掃除ができないと選んでもらえないとなると話は別だ。

仕方がないから習いに行くしかないのである。
そうして習いに行った先の掃除のお師匠様がこの度めでたく本を出版された。
このお師匠様、お掃除屋の奥様のくせに、掃除が嫌いな人なのである。
如何に手を抜き、楽に綺麗にするかについて日夜技を磨いておられるのだ。
業としてお掃除屋さんをするとなると、やはり「素早く、美しく」ならないといけないので
本業のほうで「素早く、どんな場合でも美しく」するすべを研究し
プライベートのほうで「できるだけ掃除をしなくてもいいように維持する」
「掃除をするにしても短時間で綺麗にする」「できるだけ楽に掃除をする」の研究を重ね、
その成果の結晶がこの本だというのである。

11月1日に発売されたこの本、よっぼと楽天ブックスで買おうかと思ったが、
手元に図書券があるので、私は地元の本屋さんに取り寄せを依頼。
手元に来る日を楽しみにしている。

すでに読了したお掃除講習仲間に感想を聞くと、
この本のとおりにすれば5分程度の掃除で綺麗を維持できるかもしれないという。

早く届かないかなと指折り数えて待っている。