カテゴリ:訃報
水俣病については、富山のイタイイタイ病とともに
小学校で習ってものすごい衝撃を受けたものだった。 私自身、もう少しでカネミ油を食べていたかもしれないと母から聞かされていたので、 他人事ではないと子供心に「運が良かった」と思ったくらいだ。 そして水俣病について、忘れられない強い印象をもたらしてくれたのが 石牟礼さんの著作物「苦海浄土」だった。 西日本新聞によると、その石牟礼さんが逝去されたそうだ。 (下記のurlに該当記事・有料です。クリックするとヤフージャパンのサイトが別窓で開きます) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000001-nishinps-ent&fbclid=IwAR2KIFE7fuqIkFDv07e5UlsoeGTj29SuM6kNmTnf-PhQYd_3hpozx38zgWI 水俣病で苦しむ方々はまだまだたくさんご存命で、彼らにとっての昭和は終わらない。忘れてはいけない悲劇を語り継ぐことができているのは石牟礼さんの尽力もあってのことと思う。おかげさまで、日本は環境汚染関係では技術も意識も割と進んでいるのだそうだ。 追悼記事を目にする度昭和が遠くなっていくように感じる。 ご冥福を心からお祈り申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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