カテゴリ:ホームステージング
仕事で空室のモデルルーム化、というか見た目をよくするための飾りつけをすることがある。
ホームステージングと言って、アメリカで1970年代から用いられている手法で 不動産の価値を高めるための手法の一つだ。 どういうことをするかというと、 一番手っ取り早く理解してもらえるのが新築マンションのモデルルーム。 家具や小物を配置し、そこに住むことをイメージしやすくしたり、 より魅力的に見せたり、写真写りをよくしたりする。 例えばこういう感じに。(写真の撮り方があまりに下手なのでこういうときに困るんですけどね) こういうただのフローリングの部屋に ラグやテーブル、照明を配置してみたりとかですね。 殺風景になりがちなバスルームに緑をいれたりするとか。 昭和の時代は借家の数より借りたい人の数のほうが多くて なにもしなくても借家は満室という時代があったそうだけど、 今どきは空家が多くてなかなか借り手がつかず大家さんは苦労している。 その時に、このお部屋なら住みたい、と感じてもらうためにいろいろと努力をしているのだけど その1つというわけだ。 好き嫌いはあると思うが、「好き」って人が1名いればそれでいいわけなので 大家さんとしては、 「好き」って思ってもらいたい人にあわせた内容でお部屋の飾りつけをすればよいのだ。 例えばこのお部屋は7畳のダイニングと6畳と4.5畳の和室という間取りの2DKで、 実はちょっと古めのマンションなのだ。 しかしできれば若い男女に住んでもらいたいので、 内装は明るめにして飾るものもグリーンを基調に彼氏/彼女を連れてきても さわやかな明るい感じのお部屋になるようにセットしてみた。 借家だけでなく、自宅を売るときなども できればそのお部屋が「素敵」に見えるようにステージングしたりする。 私は売るほうは関与していないので、まだやったことはないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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