カテゴリ:終活
今、終活を仕事にする人が増えていまして、
資格を取るための講座のほうも民間ですからあっちこっちで開催されています。 資格取得や習い事といえばユーキャンさんが大手で有名ですが、 こちらでは「NPO法人ら・し・さ 終活アドバイザー協会」の 「終活アドバイザー」という資格がとれるようです。 高齢者問題解決機構「日本終活支援センター」というところもあって、こちらも認定講師の制度があるみたいです。 他にも「一般社団法人 終活協議会」というところで講習を受けると「終活ガイド」という資格が得られるようです。この団体の場合は、さらに上級資格として「心託コンシェルジュ」とか「エンディングノート認定講師」などの資格も取れるようです。 このように雨後の竹の子のような「終活」を支援する人のための資格授与団体がいっぱいあって、 さすが民間資格だなあという感じです。 大体どこも「終活」は人生の最後半にさしかかった方向けの身の回りの整理、次世代への引継ぎを主体にしているようですね。 とりあえず「終活」活動を主体にしている団体がどういう形のセミナーをしているのか、どのようなカリキュラムで講師を養成しているのかを知るためにも「終活ガイド」というものの資格取得をしてみました。 こちらは「一般社団法人 終活協議会」というところが主宰しているもので、意外と実用的なサポートを主体にした活動をしているように感じました。 私個人の考えとしては、死んでから残された人が困らないというのは大事だとおもいますが、それよりも今を大事に、今のためにやっておくとたまたまそれが死後も役に立った、という終活が一番望ましい形なのではないかと思っています。 例えば、先日法改正があって、10年以上引き出されていない預金は国庫に回収されることになりました。もちろん後から申し出れば戻してはくれるようですが・・・・。 ※本件わかりやすい詳しい内容はこちら→https://diamond.jp/articles/-/175561 終活のために、預金がある銀行、支店名、口座番号の一覧をつくるのではなく、今の自分のためにこういった情報を整理して、定期的に見直せるように仕組みを作っておくという考え方です。 終活といえば、モノを捨てていわゆる「断捨離」するのでしょう?とお考えの方も多いと思います。 大事なものには必ずと言っていいほど思い出やドラマがあります。それを文章にしたり、ビデオをとりながら記録したりする、そういうのも終活の一つではないでしょうか。 次世代にただ、モノとして引き継ぐのではなく、その歴史や思い出というもっと大事な付加価値を渡すということは何と素晴らしいことでしょう。 意外と子供さんだけでなくその孫やひ孫の方が興味深く聞いてくれてモノを通してあったこともない自分の曽祖父に思いをはせたりするように思います。 そういった記録の整備なども大事な終活なのではと私は思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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