カテゴリ:日常
私は自宅から通える学校にしか行かなかったし、地元で就職してそのまま嫁に行ってしまい、
結婚に当たっては双方社宅手当てが出なかったので、 もったいないから都心のマンションを買えと旦那に強要し その後もなんだかんだで持ち家なので借家を借りるという経験がない。 この度子供が一人暮らしをしたいというので、 思い切ってアパートを借りてみた。 借家と持ち家ではいろいろと勝手が違うのだろうなと思っていたが案の定、 いろいろと勝手が違って新鮮な気持ちで楽しんでいる。 まず、見に行ったときそもそも退去してそのままという感じの汚いお部屋だったが、 入居が決まったら掃除をしますと不動産屋さんが言うので、借りてみた。 首尾よく契約も終わり、入居したら確かに掃除がしてあった。 あれほど汚かったトイレもベタベタの換気扇も古びてみえたキッチン台もぴかっぴかだ。 エアコンもしっかり分解洗浄してあった。 なんと、木製の建具は灰汁洗いまでしてある。(灰汁洗いとは、昔からプロの掃除屋さんにしかできない、特別な掃除方法で、木部を綺麗に洗浄する技である。使い込まれた古い木材は黒く変色しているが、これを施すと白さを取り戻し、綺麗によみがえるのである。) でも、シンクの上の吊戸棚はなんだかすすけている。 試しにアルカリ電解水をスプレーしてみたら凄い汚れが! 集まった水玉が茶色に変色してる!スプレーするだけでこれですから。 拭いたら拭いたところだけ色が変わりますから(笑) 借家の掃除をする業者さんって、掃除をするところはするけど、しないところは全くしないんだなと思った。 そこで娘とせっせと天井と壁(壁紙)を拭きまくる。綺麗サッパリしたところで、お引越し家具を運ぶ。 ここの大家さんは退去の時に一切壊していなくても「修繕費」を1か月取るのだそうだけど、それとは別に壊していたりすると、別途修繕費が徴収される。 また、お掃除をきちんとするように契約書に書かれており、汚い状態で退去すれば、これまた別途掃除代を取られる仕様だ。 お掃除代を取られるのも馬鹿らしいし、そもそも掃除じたいが面倒くさいので、いかに掃除をしなくても綺麗を保てるかを念頭にあらかじめの対策を行う。 まず、換気扇はもちろん不繊布のカバーをかける。 キッチンの壁はタイル張りなのだけど、タイル張りのばあい、目地に油煙による油汚れが付くと落とすのに苦労するので、これにサランラップを貼る。うちは今回ガスコンロを使用しないのでサランラップで良いのだが、ガスコンロを使用したければ、アルミホイルを使わないと防火上問題がある。そのための「タイル張り」だからだ。 シール等の粘着物が残っていてもだめだそうなので、仕方がないので押しピンとマスキングテープを使用。 押しピンの穴は退去時にパテで埋める予定だ。 お風呂はカビが発生しやすい。しかし今は良いものがある。 この商品を最初に使っておき、1か月か2か月おきに繰り返し使えばカビはほとんど発生しないようだ。 その上に浴室に窓掃除の時に水気をきるワイパーを常備。これであらかじめ水分をきっておけば水垢もつかない。本当は乾いたぞうきんで拭けば完璧だけど、そこまではちょっと無理なのでこれだけでもかなりちがってくる。 トイレはトイレの便器の中にスタンプ上のジェルをつけておく。これでトイレの黒ずみはまず発生しない。10日に一度くらいつけないといけないのが面倒だけど。 畳の部屋なので、まずは厚めのブルーシートを引く。これでベットを組み立てたり、お茶を少々こぼしても問題は起こらない。 居住性はよくないので、畳に傷がつくような工作が一段落したら、花ござへ変更する予定だ。 ベットとこたつ、それから洋服ハンガーと冷蔵庫、IHヒータに電子レンジに炊飯器に湯沸かしポット。 押入れには押入れたんすをいれ、おおよその生活必需品もそろったようなので私は自宅へ戻った。 いっぱいお買い物をしたのでストレス発散になったし、 遊びにいく先ができて楽しい経験だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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