カテゴリ:おでかけ
今月中旬から、福岡市美術館では「ボストン美術館展」がある予定だった・・・
しかしながら、にっくき「コロナ」のせいでこれが中止になってしまったのだった。 人命には代えられないから、 耐えがたきを耐え、じゃないけど結構我慢に我慢を重ねてきて 最近「美しいもの」を見る機会が減ってしまい 大層寂しい気持ちがする。 まあその代わりといっては何だけど、 バーチャルで鑑賞できるように配慮してくださってる美術館や博物館もあるので、 たまにそういうのを見つけるとありがたくじっと画面を見つめるのだった。 福岡は海に面しているので、夏になると海を眺めながらのドライブが楽しい季節になる。 海水浴場はたいそう込み合っているが、海水浴にあまり適さないようなところは人もすくなく のんびりと海を眺めることができる。 そういえばまだ昭和の時代、 まだ子供だった時分、私は割と一人でのんびりと海を眺めるのが好きだった。 それを聞いた県警に勤めていた友人のお父さんから 「むやみに海辺にいくな、特に人のすくないところにいくな」と言われたことがあった。 その時はなんのことやらよくわかっていなかったし、 守秘義務があるのだろう、具体的なことはなにも教えてもらえなかった。 後でよくよく考えると、警察の人が把握していることといえば事件とか事故とか。 行方不明とか、傷害事件とか、不埒な性犯罪とか、 どれにしてもろくでもないことがそれなりに起こっていた、ということだろう。 そう考えると、 横田めぐみさんがどこでどのように拉致されたのかわからないけれど もしかしたら全然関係ない話なのかもしれないけれど 海というのは、意外と恐ろしいところなのかもしれないと 日常と非日常の間の出入り口なのかもしれないと思った。 そういえば、お盆が終わるとき精霊流しで海にお帰りいただくご先祖様の乗った船を流すわけだし。 さて、今年も海が身近になり、魅力的になる夏がきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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