カテゴリ:住環境 お掃除等
私は4階だけど、うちの母はマンションの1階に住んでいるので、うちより格段に湿気がこもりやすい。
その上冬になったら窓が結露してさらに湿気てしまうのだった。しかも冬の室温がうちより1度か2度低い。というわけで窓を何とかしたいなと思っていた。 マンション故、今どきの素敵な2重サッシとかにリノベすることはできないので、 国交省が補助金を出してくれる「先進的窓リノベ」の補助金を使って 内窓を設置してみた。内窓は専有部にあたるので、管理組合に届けは出す必要があるものの、 自由に工事ができる。 この補助金、2023年の1月下旬くらいに要綱がだされて、2月ごろから工事の受付が全国各地ではじまったのだけど、なにしろ届け出をしている指定業者じゃないと補助金申請ができないことから、とある家電量販店に3月に相談にいったのだけど、現地確認が2カ月後か3カ月後の6月くらいにしかできないとか言われて一旦は取り止めてしまったのだった。 しかし、7月に入って別件で別の家電量販店に訪問したところ、こちらはすぐに対応してくれて来週にでも来るという返事だったので、では是非にと頼んでみたのだった。 実際1回目は商品の概要説明と、見積もり概算を作るための担当者による採寸で、それから見積もりをもらい、それから施工メーカーの実務担当者が部材を作るために精密な採寸に来てくれて・・・と結構何度も足をはこんでもらって、やっとこの11月に工事に取り掛かったのだった。 リクシルさんやYKKAPさんの商品があったが、当方はリクシルさんのお世話になることにした。 (写真はLIXILのホームページ掲載のカタログより施工事例の写真を掲載) 福岡にはリクシルさんのショールームがある。ネットで予約すれば、担当者がついてくれて、商品について見本をみせてくれたり、説明をしてくれたり、カタログをもらえたりする。 和室は障子を撤去してそこに内窓が入るため、内窓自体を障子のような和紙入りにするのがよいのか、 それともカーテンレールをつけるのがよいのか等、細かいことも確認しておきたかったので大変好都合だった。 部材や模型の展示、断熱の効能の確認ができる模型体験などがあり、高齢の母にもわかりやすい説明で言葉だけではない説明を受けることができたことが大変ありがたかった。 住宅設備って、一度工事してしまうと、「こんなはずじゃなかった」とか思ってもそんなにすぐ取り換えられるものではないから。 工事自体は予め当方用に工場で特注部材を作成してくれるので、それを現地で組み立て、窓枠をつくり、窓サッシをいれるだけという、実に効率的な工事で部材の搬入から終了まで3時間もかからなかった。 ちなみに6つほどの内窓が完成した。 和室には木目色、洋室には白の建具が使われているため、内窓も同じ色に合わせてもらった。 内窓などつけると部屋が狭く見えるかな?とかいろいろと心配したが、意外なことにこれがしっくりとなじんで違和感がない仕上がりになった。 補助金はガラスの質(断熱の性能)と金額が異なり、さらに窓の面積で大中小と区分されてそれぞれまた金額が異なってくるそうで、ほんの0.1㎡でも小さいと1ランク下になって、補助金額が違ってきたりする。 なので大体半分くらいは補助金がでますよ、と言われたが結果的には4割程度の補助金がもらえることになった。 内窓をつけていても、ちゃんと既存の窓も締めておかないと雨が降りこんだりするそうなので、 毎度1つの窓につき、2回開けたり、鍵をかけたりしなければならないが、 泥棒さんも窓を割って入ろうと思っても2倍の手数がかかるので、 きっとあきらめてくれるんじゃないかと思う。 高齢で一人暮らしの母としては、断熱による暖かさ、冷房暖房効率アップによる電気代削減などもさることながら、一階は不用心だからという点が緩和されたようで何よりだった。 ただねえ・・・戦前の年寄りらしくもったいない精神が凄い母なので 工事の為に多少家具の移動のみならず不用品の廃棄も必要で・・・ おかげさまで家族総出で何回かそういった雑務に追われたのでした。 ま、多少は断捨離できたのでよしとしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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