テーマ:とっておきの1冊(2)
カテゴリ:本・雑誌
吉本ばなな
ことある毎に読み返す1冊がコレです。 ストーリーはもちろんのこと、文章の調子、全体の雰囲気が私の「好き」な感覚に本当にピタッとはまっているのです。 設定や出来事は決して甘くない、むしろ厳しめの内容なのに、どこかほんわか、やさしい感触。それは誰もが心に抱いている「やさしさ」「哀しさ」を、登場人物のみかげたちがお互いに尊重し合っているからかなあ、私にはそんな風に感じられます。 他人との距離感や、ものごとを乗り越えるプロセスなど、あらゆるシーンに描かれている主人公たちの独特な感覚、決意や行動が私を励まし、ちょっと笑わせてくれます。 「最近なーんとなくパワー不足かなあ」というときには、この1冊をお試しあれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 22, 2004 03:53:07 PM
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