シーズーもん太 めくりの止まったカレンダー
『お兄ちゃんと並んで…』 写真左は、1992年2月お兄ちゃん生後6ヶ月のもの。お兄ちゃんはこれから間もなく逝っちゃった。(ボクはこの年に生まれた)以来ダイニングキッチンに置かれ、朝な夕なにお母さんに眺められている。そして今度はボクもこうやってお兄ちゃんと一緒の額に納まり、料理しながら、食事しながらのお母さんお父さんに眺められることになったというわけ。ボクラの写真は生前からあっちこっちの部屋に飾られてたから、全然違和感はなく、額の中に納まったからといって特別な意味は感じないということだ。それでいんじゃないか、とボクは思う。 右のボクの写真は、去年の11月21日。丁度丸一年前、16歳3ヶ月のもの。飽きてくれば別のものと入れ替えるんでしょう。 ところで23日のことで、セレモニー担当からとても大事な話が二つあったこと、その報告を忘れていた。 その一つは最期に一緒に納めて上げるもののうちで、「手紙を入れてあげることが一番の供養になる」ということ。そしてもう一つは、ペットが寂しいだろうからと家族の写真を一緒に入れてやることは、絶対にしないようにと。それは生きてる人間も焼くことになるのだという。 してよいことと、してはいけないこと、今更のように勉強になった。まそれはそれとして、お母さんはかなり前からボクへの手紙の下書きをしていたので、今回その話を聞いて、「もんちゃん良かった!」って、ホントにとても喜んでた。 最期の最期まで本当にありがとう。ボク 大感謝です。大満足です!必ず恩返ししないと、って思ってま~す。49日の間さまよってる。さまよえるということは、どこをさまよっても良いということだから、ボクは当然、お父さんお母さん とこがいい。