思い出話
今日は母とお手伝いさんと父の思い出話をしていた。お手伝いさんは父といる時間が長かったから、病院の出来事をたくさん教えてくれた。ものを書くのが好きな父は、入院している間(前半)は手紙も書いていた。だからペンと紙は常に用意していた。あるとき、病院の庭に出て、父はどうしてもタバコを一口吸いたいとお手伝いさんを困らせた。またあるとき、病院の庭に野良ネコに興味津々だから、お手伝いさんは父をおいて野良猫を捕まえに行った。もちろん捕まえられなかったけどね。お手伝いさんは父に対して、本当に誠心誠意で尽くした。病院では父が寝るときよく布団を蹴っ飛ばすくせがある。彼女はいつも父の布団を心配し、その都度直してあげないと自分も眠れないらしい。家に帰ってもう一週間過ぎたけど、昨夜やっとぐっすり眠れたという。それまでは、やっはり条件反射みたいに、父の布団を心配していた。彼女に何度も言っているように、本当にご苦労様でした。 そして、心から感謝している。