信者じゃないけど…
偶然仏教の「無財の七施」を読みました。信仰などを別にして、なるほどと頷く言葉ばっかりでした。騒々しい都会で、急ぎ足、硬直な顔、物ほしそうな目…一体人々は何を求めているのでしょう。心の余裕、人に対しての思いやりを忘れた気がします。みんながこの七つの行いを心がけて行えば、どんなに素敵でしよう。「無財の七施」とは、財産があろうとなかろうと、誰もがいつでも行える七つのことです。 眼施(げんせ) 慈しみに満ちた優しい眼差しで人に接すること。和顔施(わがんせ) 和やかで微笑みのある顔つきで人に接すること。言辞施(ごんじせ) 思いやりのこもった暖かい言葉をかけてあげること。身施(しんせ) 礼儀正しい振る舞いや、身をもって奉仕をすること。心施(しんせ) 思いやりのこもった心で人に接すること。床座施(しょうざせ) 座席を譲ること。 房舎施(ぼうしゃせ) 風や雨をしのぐ所を与えること。