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Hale Mahina

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2006年06月08日
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カテゴリ:健康
 新しいテキストに 脳性麻痺の ページがあり 読んでいたら
"no cure"という言葉が かなりの インパクトを 持って 目に
飛び込んできた。
クラスメートと そのことについて 少し会話をし それでも 
ケースによって どのように日常を過ごせるかは それぞれだと
言う所で 授業が 始まった。
クラスが 終わると 先日から 私のプロジェクトに 興味を
持っているという クラスメートが 帰り道 途中まで
一緒に来た。
そして別れ際、あなたは会うべくして会った人だと言ってきた。
クラスの始めに 近い将来 自閉症児や 集中力の弱いことが 精神的なものから
来ていると 判断されている子供(アメリカでは 精神医学の発達から 
子供にありがちなこういう状態も 一種の病気として見なされている)
あるいは 薬物中毒の 母親から生まれた子供たち そしてアルツハイマー病
の人たちを対象とし クラニオセイクラルセラピーが どれだけ 症状の改善に
つながるかということの 調査を 始めることを 話した。
クラスメートは 過去10年にわたり 学校で 障害児の指導や 学校での
ケアを してきた女性だ。
彼女にCST のワークショップを受けるように進めた。
これで 同じ目的を持つもの同士が チームとして やっていける。

最近 そのプロジェクトを 漠然と抱えたまま 立ち止まっている所に オフィスを
シェアしてもいいという話しを 鍼灸師の女性から 頂いた。
あとは 地元紙に 広告を打って 調査に協力できる人たちを 募るだけ。
一部 保険の対象になると聞いたので 早速 保険会社と連絡を取り
私を対象リストに載せてもらうことで 調査後 その保険を持つ人が 私の所へ来ると
保険適応となる。

帰り 40マイルの道のりを ドライブしながら "no cure"という言葉が 再び
心に浮かんだ。
”なおしたいのか?”と問いかける。
”なおすつもりはない。ただ 植物が 光の方向へ向かって 伸びていくように
身体も 外側に向かって 開いていくことは可能なのではないか?
それは自然なことなのではないか?”と答える。
たくさんの言葉が 生まれては 流れていった。

きっと生きる力は 放射状に 外側に 向かっているはず。
閉じた身体は 光を求めている。
芽を出す瞬間を 待っている。
私は それを信じている。

帰り際 クラスメートに もしも脳障害で 身体がままならないのだとして
それが 脳の30%の ダメージから来るとして 通常 私達は
一体 脳の何%を 活動させてると思う?多くの部分は 眠ったままか
いまだ解明されてないのかも知れない。
だとしたら 30%ダメージを受けた 残りの70%が 活動したとしたら
どうだろう?
そこに可能性が 秘められてると 思わない?
全ては 私の仮想に過ぎない。

彼女が言った。今まで 歩くことも出来ず 腕も 胸の辺りで組むように
縮んでいた子供の腕が プールの中へ抱きかかえて 連れて行くと
少しずつ 少しずつ、外側に開いていったんだよ。
私のヴィジョンには タネが芽を出す様子が、木の枝が広がっていくのが
見えた。
光に 向かって 伸びるんだ。
それが 生きる力だと思った。

そしてふと これから会う 生まれながらにして 薬物中毒の 男の子
のことを考える。
もしも彼が 健康な母親の胎内に戻り そしてもう一度 生まれでてくることが
出来れば それを意識のガイドにより 完結させることが出来れば
それだけでも ホルモン機能が 改善されるのではないかと
思っている。
何の根拠もない。ただ 何となくそう思う。
身体の記憶を 0に戻す。
これから 時間をかけて解明していきたい。
 
 





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最終更新日  2006年06月08日 20時00分04秒
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