| 【マイ・ブルーベリー・ナイツ】2008年3月22日(土)公開 | 監督・製作・原案・脚本 : ウォン・カーウァイ | 出演 : ノラ・ジョーンズ /ジュード・ロウ/デヴィッド・ストラザーン 他 | 期待度 : ★★ → 鑑賞後の評価 ★★★ | 原作 : | 「 マイ・ブルーベリー・ナイツ / MY BLUEBERRY NIGHTS (2008) 」 ウォン・カーウァイ監督が、ハリウッド俳優を起用した初の全編英語作品 監督は、「恋する惑星 (1994)」、「天使の涙 (1995)」のウォン・カーウァイ。 本作では2007年・第60回 カンヌ国際映画祭においてパルム・ドール賞にノミネートされています。 主役は、シタール奏者のラビ・シャンカールの娘として生まれ、22歳でデビュー・アルバム『Come Away With Me』をリリースし、2003年・第45回グラミー賞において主要8部門ノミネートされ、全部門において受賞した、映画初主演となるノラ・ジョーンズ。 正確にいえば本作で映画は2度目の出演となります。ヒュー様とサンドラ・ブロックのラヴコメ「トゥー・ウィークス・ノーティス (2002)」に本人役でカメオ出演し、歌も披露しています。 日本では岡田准一と黒木瞳の映画「東京タワー(2004)」では、彼女の『FOREVER MINE』がテーマソングに使われています。 共演は、「コールド マウンテン (2003)」、「アルフィー (2004)」、「ホリデイ (2006)」のジュード・ロウ。
Story : 恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー・ジェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ。それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立ったのだった…。
「2008年3月22日公開 」 ー より ー
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いわゆる失恋をいやす旅に出かけるロード・ムービーです。 ノラ・ジョーンズが、とにかく豪華俳優陣、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズと主役級の一流俳優を脇に従えて堂々の主役をはった初主演映画ですが、どこか、ノラの歌を聴きながら見るための「映像」としてのみ成立するだけのプロモーションビデオの超豪華版という感じが否めません。 とにかく映像のテンポが悪すぎるのですよ・・・これは、監督が凝りに凝ったスロー使いの多様さがかえって逆結果に感じました。 ウォン・カーウァイ監督のこういう撮り方が好きという人もいらっしゃるかもしれませんが、好みが分かれる映画かもしれません・・・・ ラヴ・ストーリーを期待していくと、希薄な感じがしますし、レイチェル・ワイズとデヴィッド・ストラザーン演じるスー・リンとアーニーのどこかありがちな悲しい夫婦と関わり、ナタリー・ポートマン演じるレスリーとの出会いなど、あの人のもとに帰りたい・・・そんな思いを感じさせない無意味とも思える旅の出会いとか、それなのに、あっと言う間に帰って来て、ずっと待っていてくれたジュード・ロウ演じる店の店主と恋に落ちる・・・・ 私は変わった?と聞くだけの経験はしたのだろうか・・・と疑問な感じも。 映画を観たというよりは、ノラ・ジョーンズのPVを観た・・・・というかんじ・・・ ノラ・ジョーンズはキュートだし、彼女の歌は大好きなので★一個サービスという感じです。 ノラ自身がセレクトした楽曲が中心のサントラは心地良いです。
■マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック
~ おしまい ~
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