| 【ドラゴン・キングダム】2008年7月26日(土)公開 | 監督 : ロブ・ミンコフ | 出演 : ジャッキー・チェン /ジェット・リー/マイケル・アンガラノ 他 | 観たい度 : ★★ → 観賞後の評価 ★★★☆ | 主題歌 : |
「 ドラゴン・キングダム / THE FORBIDDEN KINGDOM (2008) 」 ■監督は、「ライオン・キング (1994)」、「スチュアート・リトル (1999)」シリーズのロブ・ミンコフ。 ■主演は、公開を待たずして謎の死を遂げたカンフーアクション映画の神的存在のブルース・リーの映画「燃えよドラゴン (1973)」にノンクレジットながら出演し、以降「スネーキーモンキー/蛇拳 (1976)」、「ドランク・モンキー/酔拳 (1978)」などで主演し、ブルース・リーの継承的存在として何十年間もの間カンフーアクション映画を支えて来た、ジャッキー・チェン。 「キャノンボール2 (1983)」の頃から香港を離れてハリウッドに進出し、ハリウッドのアクション映画に多大なる影響を与え、香港とハリウッドの二足のわらじをはく日々を過ごすのち、本格的に香港へ帰り、「ポリス・ストーリー/香港国際警察 (1985)」などで大ヒットを飛ばしました。 再びアメリカに戻り撮影された香港映画「レッド・ブロンクス(1995)」では、アジアの映画初のハリウッド・ボックスオフィスで1位に輝く快挙を成し遂げています。 私は、近年のジャッキー作品の中では「香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004)」」が大好きです。めちゃくちゃ面白かったですよね、あれ~。 ジャッキーは日本に来れば日本語を一生懸命勉強し、TVでもコメディなどで活躍するなど、その人柄を表わす真摯な態度と優しいコメントなどで、香港スターの中では日本で最も人気がありますね。 カンフー映画を苦手とする私も、ジャッキーが出ているからこの映画を観たようなものですけどね(笑) ■そして、ジャキーと同じ香港アクション映画を支えるマーシャル・アーツのジェット・リー。 カンフー映画をあまり観ない私は、あまり彼の作品は知らないのですが、「ダニー・ザ・ドッグ (2005)」は面白かったです。 ジェット・リーと言えば私的に印象深いのは、何といっても「HERO」での弓矢の雨に刺さりまくりの人型まち針刺しです(笑) ■また、その運命により古代中国へ飛ばされてしまう現代の少年ジェイソン役にマイケル・アンガラノ。 ず~っと、どっかで観たことがあるような気がしていたのですが、「あの頃ペニー・レインと(2000)」のウィリアム・ミラーの少年時代を演じていた、あの少年でしたね~。 そして、今は亡きヒース・レジャー出演作の「ロード・オブ・ドッグタウン (2005)」の病弱な少年シド役でもありました。
Story : カンフーオタクの気弱な青年ジェイソンは、チャイナタウンにある質屋でDVDを物色した帰り道、ストリートギャングに絡まれ、その質屋の襲撃を手伝うよう脅される。その夜、襲撃に倒れた店主から、元の持ち主に返して欲しいと金色の棒を托されるジェイソン。強盗の目撃者として自身の身も危うくなりジェイソンは逃げ出すが、追い詰められ、屋上から転落してしまう。目を覚ますと、そこは古代中国。ジェイソンは黒い兵士達に襲われるが、そこに陽気な酔っ払いが現れ、一瞬にして兵士達を倒してしまう。話によると、この世界は、悪の将軍ジェイドに牛耳られ、人々の村は次々と滅ぼされているという。世界を救うためには呪いにより石に閉じ込められた孫悟空を解放するしかないという。彼はジェイソンの持つ金色の棒を見ると、ある予言を伝える。ジェイソンこそが孫悟空を解放し、この世に平和をもたらす“導かれし者”であると。時空を超えてきたこの棒こそ、解放に必要な“如意棒”だったのだ!
「2008年7月26日公開」
ー 作品情報より ー |
この映画の最大の魅力は香港のマーシャル・アーツ、ジャッキー・チェンとジェット・リーの2大カンフーアクションスターの競演といったところでしょうか。 技の良し悪しとかはまったくわかりませんが、見ていてやっぱり本物のアクションはすげぇ~~~!って感じですね。 CGでもワイヤーでもなく、生身!!って感じのアクションシーンは見ものです。 肝心なストーリーと言えば、「西遊記」でおなじみの孫悟空の奪われた如意棒を、ひ弱な少年ながら運命に託された使命を果たすために奮起し、その目的を果たすべく頼もしい仲間に助けられながら、次第に成長していくストーリーで、その辺にごろんごろんと転がっていそうな普通な冒険ファンタジーではありますが、何といっても、目を見張る2大カンフー・スターのアクション・シーンがいっぱい楽しめる点では、カンフー映画ファンにとっては見逃せない映画と言えるかも知れませんね。 私的には、記憶を消されてしまうとか、夢だった~!とかの落ちではなく、精神的にも成長し、カンフーの技もそのままに、その技を究めていこうとするラストが痛快で好きでした。
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