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国際線エコノミークラス 事前座席指定の一部有料化について(ANAプレスリリース)
ANAの公式発表からです。 国際線航空券を割引率の高い運賃で購入した場合、窓側等の席を予約すると手数料が発生するようです。 事前購入割引の安い運賃の乗客が、窓側、非常口座席その他いい席を取り、直前購入の高い運賃の乗客が良い席を取れないことへの対策のようです。 一見そのとおりとは思えなくも無いですが、そもそも事前購入割引制度とは何なのか考えれば、そういった特典があってもしかるべきではないかと思います。 飛行機は、座席数が決まっており、定期便なら必ず飛ばさなければなりません。300席の飛行機なら、売れようが売れまいが規定された乗務員乗せて飛ばすのです。無割引運賃ですべて定員が埋まれば言うことはないのですが、そのようなことは無いです。 早く予約して席が埋まれば、それだけ無収入の席が減るのです。よって割引をして事前購入を促しているのです。早く買えば安いからと購入し安易に払い戻したり変更したりする乗客への対策として、払い戻し手数料の割り増しとか、便日付変更への制限とかがなされていて、特定の日、たとえば、「4月19日の1便エコノミー1席確実に乗ります。乗らなければ支払った額の半額支払います。」という条件できっぷを購入しているのです。 支払額の安い分は、払い戻しや変更の制限、あるいは予約期限が早いことで埋められているのです。 この問題は、どこまで割引運賃で埋めるか、またその運賃でどの座席を開放するかのコントロールの問題でしょう。また新たな手数料制度導入するコストというものもあるし、事前購入へのためらいで搭乗率低下につながりかねない恐れもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.04.19 06:57:05
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