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カテゴリ:LIVE
【幕開け】
O-Eastに到着すると いつもよりも遅めに到着したため 会場前には既に人だかりができていた 皆思い思いのファッションに身を包み 開場前にも関わらず気合の入り様が ひしひしと伝わってきた 私はBの100番台と遅めの数字だったので 開場されてからもしばし待機 やっと番号が呼ばれいよいよ会場内へ 【再会】 会場内に入るとステージ周辺は スペースはなかったので 私は仕方なく最後列に陣取った 会場全体の雰囲気を楽しめるので 私個人としてはこの位置も嫌いではない そしていよいよ開演時間となり Koziが登場するなり会場からは大歓声が挙がった 当たり前ではあるが彼には赤いギターが良く似合う 手にしていたのは『あかうず君』ではなかったものの 彼のギターはやはり赤であるのだ 【DANCE!DANCE!DANCE!】 ライヴが始まるやいなや 会場内の温度は一気に上昇し オーディエンスは完全に彼の虜となった Koziのライヴ(1年前もそうであったが)は 彼のCD音源をよく聴き慣れている人ほど ライヴを楽しめるのでないかと感じる なぜならばライヴのそれとCDのそれとでは ビート、疾走感はもちろん アレンジに至るまでが全く異なる様に感じるからである 会場はそんな心地よいギャップに包まれ Koziが口にしたようにDANCEを舞い始めた 【KHAOS/KINEMA】 MCで彼が見せる顔は演奏時からは想像もつかないような 穏やかな表情である事が多い そのギャップがまたいいのである 1年ぶりになった今回のライヴでKoziは ファンの前に真の意味でのアーティストとして 舞台に立てる事を非常に楽しみにしていたようであり 冗談交じりで「泣いてもいい?」と言った事も 照れ隠しであり実際嬉しかったはずである 【進化/真価】 今回のライヴでは全般の曲で KoziのVoパートのキーが高めだったと感じた それによって楽曲のイメージも 随分と異なって聴こえ あまり耳にする事のなかった彼の声だったので 新鮮で新たな領域を感じる事ができた 中盤から『あかうず君』ならぬ『ずうかあ君』が登場 この『ずうかあ君』文字の如く 『あかうず君』のデザインが天地逆さになっており 7弦ギターという仕様のモノであった 『すうかあ君』をひっくり返して『あかうず君』との 違いを説明する姿は会場からも笑らいが起こっていた 【本能美】 ライヴも終盤を迎えKoziとオーディエンスが一体感を増し 「ロックしてるだろ?」の言葉通り会場内はロック一色だった Manaの創造する世界、音楽が完成された美であり 細部に至るまで装飾された完璧美であるとするならば Koziが創造する世界は計算された衝動的であり 人間の深層心理を露にしたような本能美であると言える しかし両者には共通したストイックさタイトさが感じられ それぞれが全く違った方向性を模索しつつも 漠然とではあったが何か繋がりを感じることができた 【カーテンコール】 今回のライヴで改めて感じた事は MALICE MIZERの音楽性然り 楽曲単体だけでは語られない物語 世界の旋律という様なものを ライヴ全体から感じ取ることの重要性 世界観にいかに浸れるかで ライヴを楽しめるかが決まってくるのだという事を 改めて実感させられた 今年はライヴを頻繁に行うと予言していたので 敢えて楽曲、内容については触れないようにした 拙い長駄文のレポートで申し訳ないが 少しでも会場の空気 次のライヴへの期待感 興味が湧いていただければと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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