MTBからロードへ切り替えての朝練。
昨日のMTBの練習から一転、今日はロードの朝練です。昨日の余韻が身体に残っている状態でロードに跨ると、なんと軽いことか!勝手にスピードが出てしまう感覚に襲われます。これは電動か?という風な感覚でしょうか(笑)これがロードの楽しさか?と少しにやけながらペダルを回していました。自転車というジャンルでは一緒の乗り物ではありますが、MTBとロードは別物という感じがひしひしと伝わってくるのです。どちらを否定すると言う訳ではないですが、ややもするとどちらかに偏ってしまいがちになるのも無理はないような気がします。ロードには、この軽さとスピード感があります。MTBには、バイクを自在にコントロールする楽しさがあり、ダートなコースを一気に下るときの緊張感がたまらないところがあります。それぞれの、特徴を良~~~く理解しておかないことには、スイッチの切替に苦労するでしょう。ところで、昨日MTBで練習した急制動をこのロードでも実践してみようと考えました。予想はしていたものの、なんとブレーキの効きにくいことでしょう。ブラケットを握る位置でのブレーキは握りにくさも相まって、しっかりと制動したつもりでも、引きずるようにバイクは進んでしまうのです。MTBのような、しっかりとタイヤがグリップして制動している感覚は、微塵もありませんでした。ロードの場合には、少し考え方を変える必要があると感じました。シタハンでの制動ならば、そこそこ(それでもMTBと比べると,物足りなさいっぱいです)制動しますが、タイヤを引きずり始めたならそうたやすくは止れません。しかも、シタハンを常用しているライダーがどれほどいるのでしょうか?それも疑問です。ですから、制動に関しては、ロードの場合には相当の安全マージンを持って走るようにしなければいけなさそうです。そのためには、安全マージンの取り方を理解する必要がありそうです。ロードバイクでのフルブレーキで、どれほどで止まることができるのか自分の能力を知る必要があるということです。その上での、安全な公道走行となるのではないでしょうか。「己を知って、走りを知る。」これこそが自転車道の極意なのではないでしょうか。久々に、カッコ良いことを書いた店長でした。